ライター : donguri

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無塩バターはほかの食材で代用できる!この記事のまとめ

  1. 無塩バターは「ケーキ用マーガリン」「オリーブオイル」「サラダ油」「ココナッツオイル」「有塩バター」で代用できる
  2. ただしお菓子の種類によっては、代用に不向きのものもある
  3. 有塩バターを代わりに使う際は、「塩分量」に注意が必要

無塩バターがないときどうする?代用方法が知りたい…

クッキーやパウンドケーキなどのお菓子のほか、パン作りでもよく使われる「無塩バター」。普段の料理には有塩バターをよく使うため、家に常備していない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、「急に無塩バターが必要になった」「買っても使いきれそうにないから別の食材で代用したい」という方にぴったりな、代用品のアイデアをご紹介♪ 注意点もあるので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※「無塩バター」とは食塩を添加していないバターのこと。塩分は含まれるので、近年は「食塩不使用バター」と呼ばれています。

そもそもお菓子作りで「無塩バター」を使うのはなぜ?

無塩バターを使う理由

  1. 塩分量を調整するため
  2. ふっくらと焼き上げるため
ひとつめの理由は、塩分量を調整するため。お菓子はバターをたくさん使うものが多いため、有塩バターを加えるとしょっぱくなってしまうことがあります。

またお菓子やパンは、分量によって仕上がりに差が出る繊細な料理。有塩バターを使い食塩が多く加わると、焼き上がりや食感に影響が出るおそれがあるため注意が必要です。

無塩バターと有塩バターの違いについて詳しくはこちら▼

代用品1. ケーキ用マーガリン

ケーキ用マーガリンは、お菓子作り用に作られたマーガリンのこと。クッキーやパウンドケーキなどさまざまな料理に使えます。食塩不使用なので、無塩バターと同じように活用できますよ。

ケーキ用マーガリンは生地に練り込みやすいよう、やわらかなテクスチャーをしているのもポイント。代用品として便利ですが、バターと比べるとあっさりとした味に仕上がります。

代用のコツ

  1. 製菓用の専用マーガリンなので、無塩バターと同じようにさまざまな料理に使える
  2. 無塩バターとは違い、生地に練り込みやすいようやわらかなテクスチャーをしている
  3. バターと比べるとあっさりとした味に仕上がる

代用品2. オリーブオイル

バターとは大きく風味が変わりますが、クッキーやパウンドケーキ作りではオリーブオイルで代用ができます。代用するときの分量は、固形バターの1/3から半分ほどが目安。ただし調整がむずかしいため、「バター不使用・オリーブオイル使用」のレシピを調べて作るのがおすすめですよ。

バターと比べると、あっさり、さっぱりとした味になることも覚えておきましょう。

代用のコツ

  1. クッキーやパウンドケーキなど、一部のお菓子作りで代用可能
  2. 分量は固形バターの1/3から半分ほどが目安だが、オリーブオイル使用のレシピを見て作るのが安心
  3. バターと比べるとかなりあっさりとした味に仕上がる
オリーブオイルで作るパウンドケーキのレシピはこちら▼

代用品3. サラダ油

サラダ油は、バター不使用のお菓子によく使われる調味料。香りが少なく味に影響が出にくいほか、サラッとしていて扱いやすいメリットもあります。

シフォンケーキやクッキーなどを作るときに使えますが、油脂の含有量が多いため料理によっては仕上がりに影響が出る場合も。「サラダ油使用」のレシピを見て分量を調整すると安心です。

代用のコツ

  1. 無塩バターの代用としてメジャーな調味料
  2. サラッとしていて扱いやすく、味に影響が出にくいのがメリット
  3. バターより油脂の含有量が多いため、「サラダ油使用」のレシピを見て分量を調整する
サラダ油で作るクッキーやパウンドケーキのレシピはこちら▼

代用品4. ココナッツオイル

ココヤシの実から抽出された「ココナッツオイル」。オリーブオイルやサラダ油と同じように、無塩バターの代用として活用できます。パウンドケーキやシフォンケーキなどさまざまなお菓子作りで使えますが、とくにクッキーに使うのが人気ですよ。

注意点はココナッツ特有の風味が加わること。ただ香ばしくほのかな甘みがあり、お菓子との相性は抜群です。バターは使わず、グルテンフリーのお菓子を作りたいときにも役立ちます。

代用のコツ

  1. ココナッツ特有の風味が加わるが、無塩バターの代用として使える
  2. とくにクッキー作りで使うのが人気
  3. 分量は「ココナッツオイル使用」のレシピを見て調整する
ココナッツオイルで作るクッキーのレシピはこちら▼
クッキーの味はどう変わる?バターと液体油の比較記事はこちら▼

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