ライター : FOODIE

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この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
野菜が1種類あったら、何を作りますか? おひたしやごまあえもいいですが、ナムルがおすすめ! ごま油とにんにくの風味が食欲をそそる、韓国の定番おかずです。日本でもビビンパにのっていたり、焼肉のサブメニューとして人気だったりすっかりお馴染みになっています。
でも、おうちで作ろうとすると、野菜がべちゃっとなってイマイチ味が決まらない…という経験ありませんか?
そこで今回、本場韓国ナムルの作り方を<韓国料理 韓食 古家>の料理長で、ソウル出身の金民水(キム・ミンス)シェフに教えてもらいました。
レシピは人気のもやしと小松菜(青菜)のナムルに加えて、なんと韓国のご家庭ではよく作られるという、切り干し大根のナムルの3本立てでご紹介します!

本場の韓国ナムルをおいしく作る、3つのポイント

◆野菜によってベストなゆで時間を見極める!

ナムルは「野菜をゆでる」のが基本の調理法。加熱時間が長いと野菜がやわらかくなりすぎて、おいしく仕上がりません。少し固さが残っている状態で、お湯から野菜を取り出すのがポイント!

◆市販の化学調味料は使用せず、野菜の旨みを引き出す!

調味料に市販の顆粒鶏がらスープを使うレシピも多くみかけますが、そうすると素材の味より調味料の味が強くなってしまいがち。野菜それぞれの個性を引き出すなら、塩とごま油でシンプルに味つけを。香味野菜を少し加えれば、旨みも十分です!

◆手でやさしく混ぜて、調味料をよくなじませる!

野菜と調味料を混ぜるときは箸やトングではなく、なるべく手を使いましょう。韓国のオモニ(お母さん)も、ナムルを作るときは手で混ぜるのが基本。野菜を傷つけることなく、調味料を満遍なく全体に行き渡らせることができます。
では、実際に作り方を見ていきましょう。①もやし、②小松菜(青菜)、③切り干し大根の順番で紹介します!

【レシピ①】豆もやしのナムル。ゆで時間は2分がベスト!

淡白な味わいのもやしも、ナムルにすれば香り豊かな一品に! 味つけがシンプルですが、炒りごまやねぎの風味が、もやしのおいしさを引き立てます。シャキシャキとした食感に箸もすすみ、あっという間に1袋分食べられそう!
「韓国ではもやしといえば、ほぼ豆もやしのことを指します。豆がついているので食べ応えがあって、少量でも満足するおかずに。ひげ根はナムルに関してはあまり気にならないので、取らなくても問題ありません」

<材料>(3〜4人分)

豆もやし…1袋(200g)

a. ごま油…小さじ2
a. にんにく(すりおろし)…小さじ1/3
a. 塩…少々

長ねぎ(小口切り)、白炒りごま…各適量

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