ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

チアシードは「栄養素の宝庫」

海外セレブが愛用していたことから話題になったスーパーフード、「チアシード」。栄養の豊富さから、別名「栄養素の宝庫」と呼ばれることも。美容や健康情報に敏感な方のなかには、すでに試したという方も少なくないのではないでしょうか?

しかし、チアシードという名前は知っているけれど、どんなはたらきがあるのか、一日にどのくらい食べればいいのか、詳しいことは分からない方もいますよね。チアシードの栄養分や食べ方を知って食べることで、もっときれいに近づきましょう!

「チアシード」とは?

チアシードはメキシコ原産の「チア」というシソ科の植物の種。黒と白、2種類の種子があります。

チアシード最大の特徴は、よく水分を吸収するという性質。水分につけておくと、チアシードが水分を吸い込んで膨らみ、種子のまわりがゼリー状の成分で覆われます。このゼリー状の成分はこんにゃくにも多く含まれる「グルコマンナン」という食物繊維の一種で、ぷるぷるとした食感が楽しめます。(※1)

黒いものと白いものの違いって?

一般的にチアシードといわれるものは、黒いブラックチアシードです。ブラックチアシードに少量混じっている白いチアシードを、品種改良したのがホワイトチアシード。ブラックチアシードよりも大きく膨らむことが特徴です。

水で戻したときに黒い種子がみえるブラックチアシードに対して、ホワイトチアシードは種子が目立たず、見た目を気にせず使えます。

注目したい栄養がたっぷり

チアシードがスーパーフードとされる理由は、優れた栄養バランスや栄養価の高さにあります。「人の生命維持にはチアシードと水があれば良い」という言葉まであるほど。

そんなチアシードに豊富に含まれているのは、たんぱく質、α-リノレン酸、食物繊維、ミネラル類(カルシウム、セレン、鉄、亜鉛など)です。なかでも、特に注目の栄養素のはたらきについて解説します。(※1)

α-リノレン酸

α-リノレン酸は、体内で作り出せない「必須脂肪酸」のひとつ。そのため、食事から摂取する必要があります。α-リノレン酸は、体内でEPAやDHAへ変換されて血中の悪玉コレステロールを減らしたり、血流をよくしたりする作用があります。(※2,3)

セレン(セレニウム)

セレン(セレニウム)は人体に必要なミネラルの一種で、体内での抗酸化反応にかかわっています。過酸化脂質の生成を抑制する酵素の成分としてはたらき、老化対策に役立ちますよ。セレンが不足することにより、しみが増えたり、髪がぬけやすくなったりすることが。

あまり聞き慣れない成分ですが、酸化から体を守るはたらきにより、女性にうれしい作用をもつ栄養素です。(※4)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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