【Q&A】チアシードにダイエット効果はある?

A:食事の前に適量のチアシードを摂るとグルコマンナンが胃の中で膨らみ、満腹感が得られやすくなるため食べ過ぎ対策に役立ちます。

また、チアシードに含まれる水溶性食物繊維には、食後の血糖値の上昇を抑える作用があります。食後に血糖値が上昇すると、インスリンというホルモンが血糖値を下げる際に血中の糖分を脂肪として溜めこむよう作用します。

チアシードを食前に食べて血糖値の上昇をゆるやかにすることで、インスリンの過剰な分泌を抑えられますよ。(※1,7,25,26)

【Q&A】チアシードに副作用やデメリットはある?

A:健康食品やサプリメントで食物繊維を摂取している人がさらにチアシードも食べ過ぎると、食物繊維の摂り過ぎにつながってお腹がゆるくなったり、ほかの栄養素の吸収を妨げたりするおそれがあります。

前述したように、一日大さじ1杯ほどを目安にして取り入れましょう。(※2,23,25)

【Q&A】チアシードに毒性があるって本当?

A:チアシードには発芽毒とよばれる「アブシジン酸」が含まれますが、一般的に種子に含まれている成分であるうえ、含有量も微量のため健康に影響はないと考えられています。

ある企業がおこなった測定では、チアシードに含まれるアブシジン酸は「超微量」であり、仮に健康に影響が出るとすれば、最低でも一日1,300gのチアシードを摂取した場合と報告されています。通常の食べ方では、まず問題はないでしょう。(※23,27)

【Q&A】チアシードはどこで購入可能?

A:輸入食品や自然食品のショップやスーパー、ネットでも購入できます。

一般的なスーパーでも、品ぞろえがよい店舗では購入できることもあります。ネットで探すのが見つけやすく手軽ですが、実際に手に取って買いたい場合は、輸入食品を扱うお店を探してみてくださいね。

チアシードを使うおすすめレシピ5選

1.朝食や間食に。チアシードヨーグルト

こちらはチアシードを戻しておき、ヨーグルトと合わせる簡単レシピ。腸内環境を整えたい方はまず試してみてください。そのままいただいても良いですが、オリーブオイルを加えるのもおすすめですよ。チアシードに含まれるセレンには強い抗酸化作用があり、オリーブオイルに豊富なビタミンEと一緒に摂ることでより高い作用が期待できます。(※6,18,20,28)

2. 食感を楽しむ。チアシードともずくのサラダ

もずくと長芋のネバネバ感と、チアシードのぷるぷる感がマッチして食べやすいサラダのレシピ。さっぱりと食べられるので食欲がないときにもぴったりですよ。もずくや長芋も食物繊維が豊富な食材。食物繊維は、食後血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。(※26)
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