ビタミンB1

ウインナーには、100gあたり0.35mgのビタミンB1が含まれています。

ビタミンB1は水溶性ビタミンの一種で、ブドウ糖からエネルギーを作る際にサポートする役割が。そのため、エネルギーの産生が活発な体をよく動かす人や、糖質をたくさん摂る人ほど、多くのビタミンB1が必要になります。(※1,8)

ナトリウム

ウインナーには、100gあたり740mgのナトリウムが含まれています。

ナトリウムは、おもに食塩として摂取されています。体内では細胞外液の浸透圧を調節するはたらきが。健康な人ではナトリウムが不足することはほとんどありません。

ナトリウムの摂り過ぎはむくみの原因となるほか、血圧の上昇にもつながるため、摂り過ぎには注意したい栄養素です。

日本人は世界的に見て食塩の摂取量が多く、その減少を目指すため、一日に食塩として摂る量は男性で7.5g未満、女性で6.5g未満が目標量とされています。(※1,9,10)

ダイエット中にウインナーを食べるポイント

ポイント

  1. 食べ過ぎに注意する
  2. 調理油を使い過ぎない

食べ過ぎに注意する

ウインナーは糖質量が低いため、糖質を抑えるダイエットに取り入れられますが、脂質やカロリーは低くありません。

低糖質だからといって食べ過ぎてしまうと、脂質の摂り過ぎになり肥満につながるおそれが。また、塩分(ナトリウム)も多いため、むくみの原因になることもあります。

18歳以上の場合、一日に必要なエネルギー量のうち、動物性脂肪に多く含まれる「飽和脂肪酸」から摂ってよいエネルギーの目安は、7%まで。身体活動レベルふつうの18~49歳の女性1食あたりの飽和脂肪酸の量は、5.2~5.3gに抑えることが望ましいです。

このことから、ウインナーは1食に2本(34g)までが目安となります。特にダイエット中は、食べ過ぎに注意してくださいね。(※1,2,7,9,11)

調理油を使い過ぎない

ダイエット中は、なるべくヘルシーに調理したいもの。油を使うと、カロリーが高くなるため注意が必要です。サラダ油やオリーブオイルなどの植物油のカロリーは、以下です。

・サラダ油
小さじ1杯(4g)で35kcal
大さじ1杯(12g)で106kcal

オリーブオイル
小さじ1杯(4g)で36kcal
大さじ1杯(12g)で107kcal

ウインナーを食べるときは、「ゆでる」「油をひかずに切れ目を入れて焼く」といった調理がおすすめ。油を使うときは、計量スプーンで計るようにし、必要以上に使わないようにしましょう。(※1,12)

ダイエット中に。ヘルシーな手作りウインナーレシピ2選

1. 豆腐入り手作りウインナー

豆腐入りでヘルシーに仕上げる、手作りウインナーのレシピ。豆腐を使うことで、豚ひき肉だけで作るより、大幅なカロリーオフが可能です。

大葉やセロリといった香味野菜がアクセントになりますよ。ダイエット中のお弁当にもぴったりです。(※1)
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