エアコンの設定温度

エアコンの設定温度は、25~28℃が目安です。外気温との差が5~7℃程度になるよう設定しましょう。ただし、頻繁に室内外を出入りする場合は、3~4℃の差にとどめることをおすすめします。

また、エアコンの吹き出し口の向きを調整して、冷風を直接身体に当てないようにしてください。(※2,4)

服装

なるべく肌が露出する服装を避けましょう。背中やお腹といった身体の中心部が露出すると、内臓を守るために手足の血管が収縮して、冷えてしまいます。カーディガンを羽織ったり、腹巻やカイロなどを使って腹部を温めたりするのがおすすめです。

また、エアコンの冷気は足元にたまりやすいため、靴下やレッグウォーマー、ひざ掛けなどを活用し、足先が冷えないように工夫しましょう。(※1,2,4)

食べ物

前述した通り、冷たいものを摂ると胃腸の冷えや血行不良につながります。冷たいものばかり食べないようにして、身体を温める作用がある食べ物を摂り入れるのがおすすめです。

また、摂取カロリーが不足すると、身体が冷えやすくなります。糖質・脂質・たんぱく質といったエネルギー源の一部は、体温を保つ「熱」として使われるためです。過度な食事制限を避け、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。(※1,4,5)

運動

適度な運動は、身体を温めてくれますよ。足元は血液の流れが滞る傾向にあるうえに、エアコンの冷気の影響を受けやすいため、特に冷えがちな部位です。足先の血流を促すには、屈伸運動やウォーキングをおこないましょう。

また、運動は気持ちのリフレッシュに役立ちます。ストレスを原因とする冷えを感じている方に、とくにおすすめです。(※1,4)

入浴

暑い日はシャワーで済ませることが増えますが、湯船につかることで、身体を芯から温められますよ。水圧によって全身の血行がよくなり、体温を上げることにつながるため、冷えや冷房病の対策に役立ちます。

湯冷めを防ぐには、ぬるめの湯につかるのがおすすめです。38~40℃を目安にしましょう。(※1,4,6)

食事から冷え性を対策しよう

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