ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

疲れが取れない原因は

食生活の乱れ

食生活の乱れが疲労の原因となることがあります。たとえば糖質が不足すると、エネルギー不足による疲労感を覚えるおそれが。

身体を動かすためのエネルギーは、糖質や脂質、たんぱく質から得られるものです。ダイエットのために食事の量を極端に減らしている、食事を抜いているという方は、食生活を見直しましょう。(※1,2)

不規則な生活

睡眠時間がじゅうぶんに取れないような不規則な生活は、疲労を引き起こす原因のひとつです。本来、運動や仕事を長時間おこなったことによる生理的な疲れは、睡眠によって回復できます。睡眠中に分泌される「成長ホルモン」には、疲労を回復したり、細胞を修復したりする作用があるためです。

しかし、睡眠時間が足りないと、疲労をためてしまうことに。じゅうぶんな休息を取れるよう、生活リズムを見直しましょう。(※1,3,4)

自律神経の乱れ

自律神経が乱れると、疲れが取れない、だるいといった症状につながる場合があります。自律神経のバランスが崩れる原因は、不規則な生活や過剰なストレスなどです。ほかにも、冷え性やホルモンの変化が自律神経に影響を与える場合もあります。

自律神経を整えるには、規則正しい生活を心がけましょう。ストレスを抱えている場合は、心理士によるカウンセリングを利用するのもひとつの手です。(※5,6)

睡眠時の呼吸

睡眠時のいびきや、呼吸の乱れが疲れを引き起こすことがあります。前述した通り、睡眠は疲労を回復するうえで重要です。しかし睡眠中に呼吸が乱れると、心拍数や血圧が上昇して自律神経に負担をかけ、疲労につながってしまいます。

睡眠によって疲労を取るには、寝具を工夫するといったように、いびき対策をおこないましょう。(※7)

疲労を回復する方法

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