温かいものを摂り入れる

暑い日は冷たいものがおいしく感じますが、摂り過ぎると身体の中心部を冷やしてしまいます。なるべく避けて、代わりに体温以上の温かいものを摂ってください。

食事では、温かいスープやめん類を摂り入れましょう。たとえば、夏の定番であるそうめんは温かいつゆに入れ、「にゅうめん」として食べるのがおすすめです。飲み物も同様に、体温より高い温度のものを選んでくださいね。(※4,6)

香辛料を取り入れる

唐辛子やこしょう、シナモンなどの香辛料には、身体を温める作用があります。さまざまな香辛料が使われるカレーは、冷えやすい方にぴったりの料理です。カレーを食べると、手指や足指の温度が上昇することが明らかになっています。

日常的に香辛料を摂り入れるには、温かいシナモンティーのように、飲み物に加えるのがおすすめです。(※7)

身体を温める食材を選ぶ

食べ物は、身体を温める作用がある「陽性食品」と、そうでない「陰性食品」に分類されます。具体的には、にんじんや玉ねぎなどの根菜や、あずきや黒豆のように色が濃いものが陽性食品です。一方、陰性食品はきゅうりやトマトのように地上で育つ野菜や、南国で育つ果物など。

冷え対策の食事には、陰性食品を避け、陽性食品を意識して摂り入れましょう。(※6)

冷え性を対策するレシピ5選

1. レンジで作る。カレーライス

Photo by macaroni

電子レンジを活用して作る、カレーライスのレシピです。調理時間が短いので、ひとりランチはもちろん、朝食にも取り入れられますよ。さまざまなスパイスが摂れるカレーは体温を上げる作用があり、冷え対策に役立ちます。とくに、手指・足指が冷えやすい方におすすめです。(※7)

2. ピリ辛でおいしい。キムチと卵のにゅうめん

Photo by macaroni

キムチ入りのスープでいただく、ピリ辛な味わいが楽しめるにゅうめんです。冷たいそうめんは身体を冷やしてしまうため、冷え性の方は温めて食べるようにしましょう。また、キムチに含まれている唐辛子は、身体を温める食べ物のひとつです。(※4,7)

3. 副菜におすすめ。温野菜サラダ

電子レンジで加熱するため、簡単に作れる温野菜サラダです。具材に使うれんこんとにんじんは陽性食品であり、身体を温めてくれます。生野菜のサラダを食べると身体が冷える……という方におすすめの副菜です。(※6,7)
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