柑橘フルーツ:レモンの種類と特徴

酸味の強い香酸柑橘類の代表レモン。酸味と豊かな香りが特徴で、飲み物や料理の香りや酸味付けによく使われます。輸入レモンが多く、通年出回っていますが、近年では国内産も増えよく見かけるようになりました。主に広島県や愛媛県、和歌山県などで栽培されています。
品種名味わい大きさ
リスボン酸っぱめ10月〜12月
マイヤーレモン酸っぱめ11月〜3月
璃の香酸っぱめ11月〜1月

リスボン

リスボンは、カリフォルニアやアルゼンチンの内陸部で生産される代表的なレモンの品種。両端を摘んだような紡錘(ぼうすい)形で、味は酸味が強く、果汁が多いのが特徴です。レモンのなかでも暑さや寒さに強い品種なので日本でも育てやすく、広島県や愛媛県などで栽培されていますよ。

マイヤーレモン

マイヤーレモンは、レモンとオレンジの自然交雑で生まれました。形状は、通常のレモンよりも丸みをおびていて、完熟するとオレンジ色に近づきます。味わいは、酸味がまろやかでほのかに甘味も感じますよ。

璃の香

※写真はイメージです
璃の香(りのか)とは、リスボンと日向夏を交配して作られた品種です。一般的なレモンよりも大ぶりで、酸味はマイルド。香りは弱く、ほのかに日向夏の香りが感じられます。果皮が薄く、果汁がたっぷり搾れますよ。

柑橘フルーツ:かぼすの種類と特徴

かぼすは、大分県の特産として有名な香酸柑橘。緑色が鮮やかな状態のものが、香りが強くもっともおいしいとされています。魚料理との相性がよく、薬味や風味付けに利用されますよ。かぼすは樹上で熟すと黄色になり、熟したものは酸味がまろやかです。
品種名味わい大きさ
大分1号酸っぱめ8月~10月
祖母の香酸っぱめ11月〜3月

大分1号

※写真はイメージです

大分県で作られるかぼすの約8割以上が「大分1号」という品種。さまざまある品種の中から品質や栽培においてすぐれたものを選び、広く普及させたといわれています。形状はきれいな丸型で種が多いのが大きな特徴。
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