目次

小見出しも全て表示 閉じる 開閉

貧血対策に役立つ「鉄分」

パセリ100gあたりには、7.5mgの鉄分が含まれています。

鉄分は血液中のヘモグロビンに多く存在し、貧血対策に役立つ栄養素です。野菜に含まれる鉄分は、肉や魚に含まれる鉄分より吸収されにくいと言われ、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップします。ビタミンCが豊富なパセリなら、鉄分を効率よく吸収できますよ。（※1,7）

むくみ対策に役立つ「カリウム」

パセリ100gあたりには、1,000mgのカリウムが含まれています。

カリウムは、ナトリウムと一緒に細胞の浸透圧や酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などのはたらきがある栄養素です。血圧を下げたり、筋肉のはたらきを保ったり、むくみ対策につながったりします。（※1,8,9）

骨の健康を維持する「マグネシウム」

パセリには100gあたりには、42mgのマグネシウムが含まれています。

マグネシウムはカルシウムやリンとともに骨を作っているので、健康な骨を維持するために必要となる栄養素です。そのほかに筋肉の収縮、神経情報の伝達、体温や血圧の調節に関わっています。（※1,10）

さわやかな香りの成分「アピオール」

パセリには香りの成分として「アピオール」という成分が含まれています。

アピオールは口のなかの雑菌の繁殖を抑え、口臭対策に役立つと言われています。また、胃液の分泌を促し、食欲を増進させ、消化をサポートするはたらきもあります。（※2,11）
パセリは適切な保存で使い切ろう！野菜のプロが冷蔵・冷凍別に伝授

パセリは適切な保存で使い切ろう！野菜のプロが冷蔵・冷凍別に伝授

パセリはしなびやすいので、購入しても使い切るのがむずかしい食材です。この記事では、パセリの保存方法を野菜ソムリエが冷蔵・冷凍別に解説します。パセリ特有の香りを楽しみたいなら冷蔵保存をおすすめしますが、冷凍すれば格段に日持ちするのがメリット。適切に保存し無駄なく使い切りましょう。

パセリの栄養を効率的に取り入れる食べ方

食べ方

  1. 油と一緒に摂取する
  2. 動物性たんぱく質やビタミンCと組み合わせる
  3. ポタージュやスムージーの材料にする

油と一緒に摂取する

パセリに豊富に含まれるβ-カロテンとビタミンKは、油と一緒に食べると吸収がよくなります。炒め物にしたり、油を含むドレッシングで和えたり、揚げ物の衣に混ぜたりすると、効率よく摂取することができますよ。（※3,4）
この記事を報告する
次のページ
【Q＆A】パセリの栄養は加熱するとなくなる？
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ヘルス&ビューティーの人気ランキング
もっと見る

編集部のおすすめ