ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

鉄分の多い野菜一覧

・小松菜(1束・300g)……8.4mg
・ほうれん草(1束・300g)……6.0mg
・水菜(1束・200g)……4.2mg
・春菊(1束・200g)……3.4mg
・枝豆(10さや・30g)……0.8mg
・そら豆(10粒・50g)……1.2mg

小松菜をはじめとした青菜や、豆科の野菜には鉄分が豊富です。ほかに、バジルやパセリといった香味野菜、つくしやせりなどの山菜にも鉄分が多く含まれています。(※1)

鉄分の多い野菜は食材の組み合わせがポイント

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄がある

食品中に含まれる鉄分は、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」のふたつに分けられます。主な違いは、体内での吸収率。ヘム鉄の吸収率は約30%であるのに対し、非ヘム鉄は7%と、ヘム鉄のほうが吸収率が高いです。

ヘム鉄はレバーや赤身魚、あさりなどに含まれています。一方、野菜に含まれている鉄分は非ヘム鉄。体内に吸収されにくいため、食べ方に工夫が必要です。(※2,3)

非ヘム鉄は食材の組み合わせが重要

野菜に含まれる非ヘム鉄を効率よく摂るには、食材の組み合わせがポイント。ヘム鉄を含む食品と合わせて食べると、吸収をサポートしてくれますよ。ほかにも、「たんぱく質」や「ビタミンC」には、鉄の吸収を高める作用があります。たんぱく質が豊富な肉類・魚介類や、ビタミンCが多く含まれる果物を組み合わせましょう。

また、胃酸が分泌されると、鉄が吸収されやすくなります。柑橘類や酢を活用して酸味を取り入れるのもおすすめです。(※2,3)

鉄分の多い野菜は妊婦が食べても平気?

鉄分の多い野菜は、妊娠中に食べてもかまいません。妊娠中は赤ちゃんに鉄分を供給するため、貧血になりやすくなります。貧血が続くと、赤ちゃんの成長に影響があったり、母乳の出が悪くなったりするおそれが。貧血対策のために、鉄分が豊富な野菜で常備菜を作っておき、こまめに食べることをおすすめします。

ただし、妊娠中は食中毒に注意が必要です。生野菜は、よく洗ってから食べましょう。(※4,5)

栄養たっぷり!鉄分を効率よく摂り入れるレシピ7選

1. ほうれん草とあさりのミルクスープ

Photo by macaroni

ほうれん草とあさりを使う、クリーミーなミルクスープです。あさりはヘム鉄やたんぱく質が豊富な食材。そのため、ほうれん草に含まれている非ヘム鉄の吸収をサポートしてくれますよ。(※2,3)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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