ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

血を作るのに関係している主な栄養素4つ

血を作るのに関係する栄養素

  1. 鉄分
  2. たんぱく質
  3. ビタミンB12
  4. 葉酸

1. 鉄分

貧血対策に大切なのが鉄分の補給。鉄分が不足すると、ヘモグロビンの合成が低下し、貧血につながります。

鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。肉や魚に多く、吸収がよいのはヘム鉄。緑黄色野菜や豆類に豊富なのが、非ヘム鉄です。非ヘム鉄はビタミンCと合わせると吸収しやすくなりますよ。(※1)

2. たんぱく質

たんぱく質は赤血球のなかのヘモグロビンの材料になります。

貧血というと鉄分のイメージが強いですが、鉄分を摂っているのに貧血がよくならない場合、たんぱく質不足のおそれが考えられます。良質なたんぱく質源となる肉や魚、卵などを積極的に摂りたいですね。(※1)

3. ビタミンB12

ビタミンB12は赤血球を作るために必要で、「造血のビタミン」といわれています。

葉酸と協力して血液中の赤血球作りに関わる、細胞分裂をサポートします。ビタミンB12は動物性食品に含まれるため、野菜を中心に食べることで不足しないように注意してくださいね。(※2)

4. 葉酸

葉酸は、ビタミンB12とともに血液中の赤血球を作るために役立ちます。

妊娠中の女性の健康に役立つ栄養素にひとつです。DNAの正常な合成を助けるはたらきがあり、新陳代謝や成長にも関わっています。葉酸は緑黄色野菜やレバーに多く含まれていますよ。(※2)

貧血ぎみの方必見!血を作る食べ物5選

血を作る食べ物

  1. 豚レバー
  2. かつお
  3. あさり
  4. 小松菜
  5. 大豆
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