Q. 一日にどれくらい飲むといい?

A:700~750ml程度が目安です。

べにふうき茶や黄金桂のアレルギー症状に対する作用を調べた実験では、一日の飲用量は700~750mlでした。水分摂取の一環として、一日2~3回に分けて飲んでみてくださいね。(※6,15)

Q. 症状が出る前に飲み始めたほうがいい?

A:できるだけ早めに飲みはじめるようにしましょう。

遅くともべにふうき茶は、花粉が飛散し症状が出始める1ヶ月半前、甜茶やルイボスティーは、1ヶ月前からの飲用をおすすめします。(※5,8,9)

※お茶の飲用時期は花粉症の症状の予防・緩和が目的です。症状が重い方は、専門医にご相談ください。

Q. 飲み過ぎによる副作用は?

A:カフェインの摂り過ぎによる症状が出るおそれがあります。

緑茶や紅茶、ウーロン茶にはカフェインが含まれています。カフェインを摂り過ぎると、めまいや不眠のほか、吐き気や下痢といった症状につながる場合が。また、妊娠中はカフェインを摂り過ぎると胎児の発育に影響するリスクがあるため、飲み過ぎないようにしてくださいね。(※13)

あなたに合ったお茶を見つけましょう。

もしお茶で花粉症を緩和できたら、助かりますよね。花粉症を起こす原因となる植物は、スギやヒノキ、ブタクサなどがあり、一年を通して花粉は飛散しています。

近年は、優れた薬が多数出ていますが、副作用が辛い、体質に合わないなどの理由で、薬を敬遠する人も。それぞれのお茶の特色を考慮し、あなたの体質やライフスタイルに合ったお茶を見つけてくださいね。

※お茶の作用は個人差があるので、必ずしも症状が緩和されるとは限りません。
【参考文献】
(2023/03/08参照)
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