5. ルイボスティー

フラボノイドが豊富なルイボスティーは、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンという物質の放出を抑えるのに役立つと考えられています。実際にアレルギー性鼻炎のある人がルイボスティーを飲んだところ、約50%の人が2週間ほどで変化が見られたとのこと。即効性は期待できないものの、ルイボスティーはノンカフェインというメリットもあります。(※4,9)

6. ハーブティー

お茶に使われるハーブにはさまざまな種類がありますが、なかでもアレルギー症状の緩和に役立つのは、ネトルやレモンバーム。アレルギー症状に関わるヒスタミンの放出を抑えてくれますよ。そのほか、ペパーミントは鼻の通りをよくする作用があります。このようなハーブがブレンドされているハーブティーを飲むのがおすすめです。(※4,10)

花粉症のときに避けるべき飲みもの2選

NGな飲み物

  1. アルコール
  2. 豆乳

1. アルコール

アルコールには血管を拡張させる作用があるため、お酒を飲むと目の充血や鼻づまりなどといった花粉症の症状がひどくなるおそれが。また、アルコールが体内で分解される際にできるアセトアルデヒドは、アレルギー症状を引き起こす物質の放出を促します。花粉シーズンはアルコールの摂り過ぎに注意が必要です。(※4,11)

2. 豆乳

シラカバ・ハンノキ属の花粉症がある場合、豆乳を飲むと花粉に対する抗体が間違って大豆に反応し、大豆アレルギーの症状が出るおそれが。

とくに花粉シーズンは抗体が増えるため、大豆アレルギーを発症するケースが多くなります。花粉症の症状が重いときに豆乳を飲む場合は、少しずつ飲んで様子を見てくださいね。(※12)

管理栄養士が答えるQ&A

Q. いつ飲むのが効果的?

A:午前中~夕方にかけて飲むのがおすすめです。

緑茶や紅茶などカテキンを含む飲料は花粉症対策に役立ちますが、カフェインが含まれるため、夜に飲むと不眠につながるおそれが。花粉の飛散量は12時と18時ごろにピークとなるため、花粉症対策に役立つお茶は午前中や夕方に飲んでみてはいかがでしょうか。(※6,13,14)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ