ライター : 白江 和子

管理栄養士

関西在住の主婦です。専門的な話題もわかりやすく、また楽しくお届けできるように頑張ります!よろしくお願いいたします。

花粉症のときにお茶は効果がある?

花粉症とは、花粉が原因となって起こる炎症反応です。くしゃみ、鼻水、鼻詰まりや目のかゆみ、などの症状が現れます。花粉の種類や飛散時期は地域によってやや異なり、たとえば関東の場合、スギ花粉は1~4月、ヒノキ花粉は4~5月ごろが多くなります。

毎年同じ時期になると、花粉症状が辛い……と感じている方も多いはず。薬を飲んで対処するのもいいですが、カテキンやフラボノイドなどのポリフェノールが含まれるお茶を飲むことで、症状の緩和が期待できるんです。(※1,2,3,4)

副作用はある?

薬のような副作用はありませんが、お茶の種類や飲み方によっては、胃痛が起きたり、お腹が緩くなることがあります。カフェインを含むものもあり、摂り過ぎると中枢神経系が過剰に刺激され、めまい、興奮、不眠などが起こる場合も。

また妊娠中のカフェインの摂り過ぎは、胎児が低体重になる可能性もあると言われています。カナダ保健省は、お子さんや妊娠している人、授乳中の人のカフェインの摂り方に注意喚起をしています。自分に合ったお茶を選ぶようにしましょう。(※5,6)

即効性はある?

花粉症対策に役立つお茶や食べ物を摂ったからといって、薬のようにすぐに効果を得られるわけではありません。症状の緩和を目的として、適量を習慣的に取り入れることが大切です。(※7)

花粉症を緩和するお茶の種類

べにふうき茶

ダージリン系の「枕Cd86」と「べにほまれ」を交配させたお茶。しっかりした渋味があり、紅茶のような香りがするお茶です。紅茶もありますが、花粉症の方には、メチル化カテキンを多く含む緑茶がおすすめ。というのも紅茶は、カテキンを酸化発酵したもので、酸化の際にメチル化カテキンが消えてしまうためです。

メチル化カテキンには、アレルギーを抑える作用があるため花粉症の症状緩和に期待できます。ただし、鉄の吸収を悪くするタンニンを多く含んでいるため、鉄欠乏性貧血の方は食事の前後に飲むのを控えるようにしましょう。またカフェインも含んでいるので、お子さんや妊娠している人、授乳中の人、寝つきが悪いなど気になる方は控えめに。(※2,7,8,9)

甜茶

強い甘味がある中国茶で、甘味成分は、低カロリーのルブソシド。バラ科、ユキノシタ科、アカネ科、ブナ科などの植物が原料になります。

花粉症の方におすすめなのは、GOD型エラジタンニンが多く含まれるバラ科の甜茶。GOD型エラジタンニンは、アレルギーを引き起こすヒスタミンの過剰分泌を抑制する作用があります。ノンカフェインなので、妊娠授乳中の方やお子さんも飲めますよ。ただし甜茶もタンニンを含んでいるので、貧血の方は食事の前後は避けましょう。(※3,7,8)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ