ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

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管理栄養士 / 渡辺りほ
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学にもとづいたダイエット方法や食材の知識について発信中。

ヨーグルトは花粉症に効くって本当?

花粉症の原因のひとつとして、腸内細菌の変化があげられます。ヨーグルトを食べて腸内細菌を変化させることにより、アレルギー症状を抑えられると研究結果で明らかになってきています。

しかし、ヨーグルトは花粉症を完全に治す方法ではありません。花粉症の症状が和らぐかもしれませんが、個人差があります。花粉症の症状がひどい場合は、かかりつけの病院を受診するようにしましょう。(※1,2)

花粉症に対するヨーグルトの効果

身体の免疫反応が花粉に対して過剰に作用すると、アレルギー症状が引き起こされます。これが花粉症です。花粉症の症状を抑えるには、正常な免疫反応を保つために、規則正しい生活習慣をとることが大切。

なお、身体の免疫をつかさどる「免疫細胞」の約7割が腸に存在しています。そのため、免疫機能を正常に保つには、腸内環境を整えることが重要です。

ヨーグルトが花粉症対策によいといわれているのは、善玉菌の一種である「乳酸菌」が多く含まれているため。乳酸菌が豊富な食品を摂ることで、腸内の善玉菌が増えて腸内環境が整い、腸のはたらきがよくなると考えられていますよ。(※2,3)

ヨーグルトの目安摂取量と食べ方

目安摂取量

ヨーグルトによって腸内環境を改善するには、継続して食べることが大切です。ヨーグルトの摂取量の目安は、一日あたり100g程度。なお、一般的に市販ヨーグルトは1人分あたり80〜120gです。100gが多い……と感じる場合は、苦痛を感じない量に減らしましょう。体質に合ったヨーグルトが見つかれば、食べる量や回数を増やしてもよいですよ。

乳酸菌によるメリットは、継続的に摂取することで徐々に得られると考えられています。ヨーグルトを食べ続けることを第一としましょう。(※5,6)

おすすめの食べ方

ヨーグルトはそのまま食べるのが定番ですが、ドレッシングやスープなどの調味料として、料理に取り入れるのもおすすめです。野菜や果物と合わせてスムージーを作れば、さまざまなアレンジができるため、飽きずにヨーグルトを摂り続けられますよ。

乳酸菌の増殖を促すには、「オリゴ糖」や「食物繊維」が多く含まれる食品を合わせて摂取するとよいでしょう。オリゴ糖はバナナや大豆、玉ねぎやごぼうなどに多く含まれています。食物繊維は果物やきのこ、野菜類などに豊富です。

このように身体に有用な菌と、その菌を増やすのに役立つ作用を持つ食品を合わせて摂ることを「シンバイオティクス」といいます。(※7,8,9)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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