ライター : kyoko.nishiyama

料理家 / 料理ブロガー

今回は『オクラ』の魅力と簡単レシピをご紹介!

Photo by ちょりママ

独特のネバネバを生み出すオクラ。鮮やかな緑色は彩りの面でも大活躍してくれますね。

その原産地はアフリカ大陸。エジプトでは2000年以上前から栽培されていたといいます。日本に伝わったのは幕末頃ですが、全国的に普及したのは1960年代ですから、野菜の中では若手といえそうです。
 
知っているようで知らない?食べているようで実はそれほど食べてない!? 本記事では、そんなオクラの魅力に迫ります。

簡単レシピは、オクラの食感を生かしたおすすめ料理をご紹介!

「オクラ」の特徴

オクラの栄養

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鮮やかな緑ゆえに、オクラが緑黄色野菜だとわかる方も多いことでしょう。

水溶性の食物繊維ペクチンをはじめ、βカロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンCやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含む緑黄色野菜です。こんなに栄養豊富なオクラを食べない手はないですね(※1)。

オクラの花は美しい

オクラは「秋葵」と書き、アオイ科の植物です。オクラの花はハイビスカスに似た白い花をつけます。その白い花は野菜の中でも群を抜いて美しいといわれています。

五角形の断面がデコレーションに大活躍

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オクラの断面はきれいな五角形。星を連想させる形です。

七夕の時期に使われる方も多いのではないでしょうか。

オクラをおいしく食べるコツ

うぶ毛の取り方

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緑色が鮮やかでうぶ毛が密生していたら、そのオクラが新鮮な証拠。新鮮ゆえに、うぶ毛が気になってしまうかもしれません。

塩をふって指でなでるように擦るとうぶ毛がとれ、食べるときの口触りがよくなります。

うぶ毛の取り方はいろいろとありますが、まな板にのせて指で擦る方法が、うぶ毛の取れ具合が分かりやすくていいと感じています。

生でもおいしい

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ゆでて食べることが圧倒的に多いだろうオクラですが、生食も可能です。

ハードな食感がお好きな方、ネバネバがあまり得意ではない方は、生食のほうが好みに合うのでは。生の場合とゆでた場合では、ドレッシングなどの調味料のからみかたも異なります。

加熱をせずに味を含ませる浅漬けなどにも向いているので、ぜひ試してほしいですね。

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