アジの栄養がとりやすい旬の時期は?

アジは一年中スーパーで見かけますが、実は初夏の魚です。とくにおいしく食べられる時期は、4月から7月だといわれています。(※9) アジは漢字では鯵、魚へんに「参」と書きますが、これは「3月」に由来しているという説があります。旧暦の3月は現在の5月ごろにあたり、アジに脂がのっておいしくなる旬の時期を示していますよ。

アジのおすすめの食べ方

健康維持に役立つ作用をもつDHAやEPAですが、調理によって変質するのがデメリットです。高温で調理した場合、酸素と反応して「過酸化脂質」となってしまいます。(※10) アジに含まれるDHAやEPAを効率的にとり入れたい場合、揚げ物や焼き物にせず、生のままとることをおすすめします。刺身やたたきとして食べてみましょう。

旬のアジを楽しむアレンジレシピ5選

1. 味しみしみ。アジの漬け丼

Photo by macaroni

アジの刺身はそのまま食べてもおいしいですが、下味をしっかりつけて丼ものにするとよりいっそうごはんが進みますよ。魚が苦手な子どもにもおすすめのひと品です。 アジを加熱しないため、DHAやEPAを効率的にとることができますよ。(※10)

2. ワインに合う! アジのチーズなめろう

Photo by macaroni

アジに長ねぎやみそを合わせて包丁でたたいて作る「なめろう」は、房総地方の郷土料理です。こちらもアジを生のまま食べられるので、栄養を効率的にとれますよ。(※10) バゲットやチーズに添えると、ワインに合うおしゃれなおつまみに♪ もちろんごはんにも合う万能レシピです。

3. 野菜もとれる。アジのトマト生姜焼き

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アジの生姜焼きにたっぷりとミニトマトを添えれば、和風なイメージのあるアジを洋風にアレンジできますよ。 ミニトマトとたまねぎをたっぷりとれるので、副菜のサブおかずに困ったときにおすすめの料理です。

4. チーズがとろり。アジのなめろう焼き

アジのなめろうが余ってしまったら、「なめろう焼き」にアレンジしましょう。 チーズを加えたなめろうを丸めて焼くだけで、まるで和風ハンバーグのように変身。「魚の見た目が苦手」という方でも、おいしく食べられるひと品ですよ。
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