目次
黒豆の栄養素と効果効能
栄養
- 筋肉や臓器を構成する「たんぱく質」
- 骨や歯を構成する「カルシウム」
- 血圧を下げる作用のある「カリウム」
- 貧血対策に役立つ「鉄」
- 便秘対策に役立つ「食物繊維」
- 糖質代謝に必要な「ビタミンB1」
- 女性ホルモンと似たはたらきをする「イソフラボン」
- 強い抗酸化作用のある「アントシアニン」
- 脂肪の蓄積を抑える「サポニン」
- さまざまな生理機能を担う「レシチン」
筋肉や臓器を構成する「たんぱく質」
黒豆100gあたりに含まれるたんぱく質は、33.9gです。たんぱく質は筋肉や臓器を構成する栄養素であり、酵素やホルモン、免疫物質としてさまざまな役割があります。
日本人の食事摂取基準によると、一日のたんぱく質摂取の推奨量は18~64歳の男性で65g、65歳以上の男性で60g、18歳以上の女性で50gです。(※1,2)
日本人の食事摂取基準によると、一日のたんぱく質摂取の推奨量は18~64歳の男性で65g、65歳以上の男性で60g、18歳以上の女性で50gです。(※1,2)
骨や歯を構成する「カルシウム」
黒豆100gあたりに含まれるカルシウムは、140mgです。カルシウムは人体に一番多く含まれているミネラルで、骨や歯を構成します。ごく一部は血液や筋肉や神経内にあり、血液の凝固を促して出血対策に役立ったり、心筋の収縮作用を増し、筋肉の興奮性を抑えたりするはたらきも。
ビタミンDが不足するとカルシウムの吸収が悪くなるため、ビタミンDが豊富な魚類やきのこ類を一緒に摂取するようにしましょう。(※1,3,4)
ビタミンDが不足するとカルシウムの吸収が悪くなるため、ビタミンDが豊富な魚類やきのこ類を一緒に摂取するようにしましょう。(※1,3,4)
血圧を下げる作用のある「カリウム」
黒豆100gあたりに含まれるカリウムは、1,800mgです。カリウムはナトリウムとともに細胞の浸透圧を保つだけでなく、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節などさまざまな役割があります。
また、腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑え、尿中への排泄を促す作用もあるため血圧を下げるのにも役立ちますよ。(※1,5)
また、腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑え、尿中への排泄を促す作用もあるため血圧を下げるのにも役立ちますよ。(※1,5)
貧血対策に役立つ「鉄」
黒豆100gあたりに含まれる鉄は、6.8mgです。
鉄は赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在し、全身に酸素を運搬するため貧血対策に役立ちます。動物性たんぱく質やビタミンCを一緒に摂ると、吸収しやすくなりますよ。(※1,6,7)
鉄は赤血球のヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンに存在し、全身に酸素を運搬するため貧血対策に役立ちます。動物性たんぱく質やビタミンCを一緒に摂ると、吸収しやすくなりますよ。(※1,6,7)
便秘対策に役立つ「食物繊維」
黒豆100gあたりに含まれる食物繊維は、20.6gです。
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する成分です。便秘対策や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな作用があります。ほとんどの日本人に不足していると言われているため、積極的に摂取しましょう。(※1,8)
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する成分です。便秘対策や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな作用があります。ほとんどの日本人に不足していると言われているため、積極的に摂取しましょう。(※1,8)
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