目次
糖質代謝に必要な「ビタミンB1」
黒豆100gあたりに、ビタミンB1は0.73mg含まれています。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミンです。糖質やアルコールを多く摂取する人、運動によってエネルギー消費が多い人、なかなか痩せない人は、特に意識して摂取するようにしましょう。(※1,9)
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミンです。糖質やアルコールを多く摂取する人、運動によってエネルギー消費が多い人、なかなか痩せない人は、特に意識して摂取するようにしましょう。(※1,9)
女性ホルモンと似たはたらきをする「イソフラボン」
イソフラボンは大豆や葛などマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモンと似たはたらきをする成分です。骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気の対策や肌の調子を整えるはたらき、生活習慣が一因となる病気の対策に役立ちます。(※10)
強い抗酸化作用のある「アントシアニン」
アントシアニンは強い抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、さまざまな病気や老化の原因となる活性酸素から、体を守るはたらきのことです。これにより、生活習慣が原因となる病気の対策につながったり、肌の調子を整えたりします。
また、視覚機能を健康に保つはたらきもあります。(※11,12,13)
また、視覚機能を健康に保つはたらきもあります。(※11,12,13)
脂肪の蓄積を抑える「サポニン」
黒豆にはサポニンが豊富に含まれており、脂肪の蓄積を抑えたり、コレステロール値を下げたり、血流をスムーズにしたりするなどさまざな作用があります。
そのほかに、ウイルスや細菌から体を守る免疫機能を活性化をするはたらきがあり、免疫力を高めますよ。(※11,14)
そのほかに、ウイルスや細菌から体を守る免疫機能を活性化をするはたらきがあり、免疫力を高めますよ。(※11,14)
さまざまな生理機能を担う「レシチン」
レシチンは脂質の一種で、脳や神経組織に多く含まれ、細胞膜の主要な構成成分です。生理機能を担っており、学習や記憶、睡眠、脂質の代謝に関わっていたり、肝臓を保護したりするはたらきもあります。
とくに大豆レシチンは、心臓や脳などの血管が硬くなって詰まってしまったり、血液中の脂肪分が多くなったりする病気の対策に役立ちます。(※15)
とくに大豆レシチンは、心臓や脳などの血管が硬くなって詰まってしまったり、血液中の脂肪分が多くなったりする病気の対策に役立ちます。(※15)
黒豆の栄養価は高い?大豆や小豆と比べると
カロリー | たんぱく質 | 糖質量 | 食物繊維 | カルシウム | カリウム | 鉄 | ビタミンB1 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
黒豆 | 349kcal | 33.9g | 8.3g | 20.6g | 140mg | 1,800mg | 6.8mg | 0.73mg |
大豆 | 372kcal | 33.8g | 8.0g | 21.5g | 180mg | 1,900mg | 6.8mg | 0.71mg |
小豆 | 304kcal | 20.8g | 34.8g | 24.8g | 70mg | 1,300mg | 5.5mg | 0.46mg |
いんげん豆 | 280kcal | 22.1g | 36.8g | 19.6g | 140mg | 1,400mg | 5.9mg | 0.64mg |
(※1,16,17,18)
黒豆と大豆は小豆といんげん豆に比べ、カロリー、たんぱく質、カリウム、鉄、ビタミンB1が高く、糖質量が低いです。
黒豆と大豆は同じ大豆の種類なので栄養成分値が似ていますが、カロリーは大豆のほうが多く含まれています。これは大豆のほうが脂質をやや多く含んでいるためです。(※19)
黒豆と大豆は同じ大豆の種類なので栄養成分値が似ていますが、カロリーは大豆のほうが多く含まれています。これは大豆のほうが脂質をやや多く含んでいるためです。(※19)
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