目次
小見出しも全て表示
閉じる
便秘対策に役立つ「食物繊維」
黒豆に含まれる食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する成分です。便秘対策や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな作用があります。
食物繊維はほとんどの日本人に不足していると言われているため、積極的に摂取しましょう。(※1,10)
食物繊維はほとんどの日本人に不足していると言われているため、積極的に摂取しましょう。(※1,10)
女性ホルモンと似たはたらきをする「イソフラボン」
イソフラボンは大豆や葛などマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種で、女性ホルモンと似たはたらきをする成分です。骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気の対策や肌の調子を整えるはたらき、生活習慣が一因となる病気の対策に役立ちます。(※11)
黒豆の栄養価は高い?大豆や小豆と比べると
カロリー | たんぱく質 | 糖質量 | 食物繊維 | カルシウム | 鉄 | |
---|---|---|---|---|---|---|
黒豆 | 349kcal | 33.9g | 8.3g | 20.6g | 140mg | 6.8mg |
大豆 | 372kcal | 33.8g | 8.0g | 21.5g | 180mg | 6.8mg |
小豆 | 304kcal | 20.8g | 34.8g | 24.8g | 70mg | 5.5mg |
いんげん豆 | 280kcal | 22.1g | 36.8g | 19.6g | 140mg | 5.9mg |
黒豆と大豆は小豆といんげん豆に比べ、たんぱく質や鉄が多く、糖質量が低いです。
黒豆と大豆は同じ大豆の種類なので栄養成分値が似ていますが、カロリーは大豆のほうが多く含まれています。これは大豆のほうが脂質をやや多く含んでいるためです。
黒豆と大豆は同じ大豆の種類なので栄養成分値が似ていますが、カロリーは大豆のほうが多く含まれています。これは大豆のほうが脂質をやや多く含んでいるためです。
黒豆の栄養を活かす効果的な食べ方
黒豆の食べ方
- 黒豆の甘煮をヨーグルトにトッピングする
- 黒豆煮にゆずの皮や果汁をプラスする
黒豆の甘煮をヨーグルトにトッピングする
腸内環境を整えたい方は、黒豆と発酵食品のヨーグルトを組み合わせるのがおすすめ。黒豆に豊富な食物繊維には、ヨーグルトに含まれる善玉菌を増やす作用があります。
黒豆の甘煮を砂糖代わりにして、プレーンヨーグルトにトッピングしてみてはいかがでしょうか。(※12)
黒豆の甘煮を砂糖代わりにして、プレーンヨーグルトにトッピングしてみてはいかがでしょうか。(※12)
黒豆煮にゆずの皮や果汁をプラスする
黒豆と相性のよい食材のひとつが、果物のゆず。ゆずの皮を黒豆煮にトッピングしたり、風味付けに果汁を加えたりすると、おいしくいただけます。
また、ゆずにはビタミンCやクエン酸が豊富。ビタミンCは鉄、クエン酸はカルシウムの吸収を助ける作用があるため、黒豆の栄養を効率良く摂れる組み合わせです。(※9,13)
また、ゆずにはビタミンCやクエン酸が豊富。ビタミンCは鉄、クエン酸はカルシウムの吸収を助ける作用があるため、黒豆の栄養を効率良く摂れる組み合わせです。(※9,13)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。