アントシアニン

アントシアニンは天然の色素で、ポリフェノールの一種です。抗酸化力が非常に強く、もともとは植物が紫外線によるダメージから自分の体を守るために蓄えられる物質です。黒豆の黒い色はこのアントシアニンによるものです。 アントシアニンは、疲れ目を改善する成分として有名ですが、血糖値の上昇を防ぐ働きがあることも分かっています。(※12,13,14)

サポニン

豆をゆでると大量の泡が浮き出てきますが、これはゆで汁にサポニンが溶け出したことによるものです。この泡は、渋み、苦み、えぐみのもとになるため、「アク」として取り除きますが、実はこの中にサポニンが多く含まれています。 そんなえぐみのもととなるサポニンですが、強い抗酸化作用をもつといわれています。さらに余分な脂肪や糖質の吸収スピードを遅らせる働きがあり、血液中の脂質を減らして動脈硬化や肥満を防ぐと考えられています。(※14,15)

黒豆のカロリーや糖質量は?

黒豆100gで414kcal、糖質量は14.8gです。 カロリーの割には糖質量は低いことが分かります。カロリーと糖質量は必ずしも比例するわけではないんです。

他の豆類とのカロリーと糖質量比較

ひよこ豆……374kcal、糖質45.2g あずき……343kcal、糖質34.8g ほかの豆と比べるとカロリーは高いですが、糖質は圧倒的に黒豆が低いことが分かります。糖質制限中の人には心強い味方ですね。(※1,16,17)

そもそも黒豆ってどんな豆?

黒豆は、大豆の一種で黒大豆のことを指します。一般的に煮豆に使われることが多いようです。大豆にはほかにも主に食品一般に用いられる黄大豆や、きな粉に使われることの多い青大豆などもあります。 いまや黒豆はおせち料理には欠かせませんが、そのルーツは江戸時代後期。そのころから黒豆を醤油や砂糖で煮た煮豆をお節料理として食べることが一般に広がり、今日にいたっています。「一年間の厄払いをして、今年一年元気で働けるように」との願いを込めて、おせち料理に黒豆が選ばれるようになったといわれています。(※18,19)

黒豆の選び方

黒豆は、色つやがよく、黒光りしているものを選びましょう。皮にハリがあって、粒がそろっているものがおすすめです。表面に傷が多いものは避けたほうが良いです。また皮が乾燥して破けているものは古いものです。食べられますが、浸漬時間は長くなります。 黒豆に限らず、豆は湿気に弱いので通気性の悪いビニル袋などに入れておくと湿気ったり、カビたりすることがあります。紙袋や布袋に入れて、涼しくて通気性の良いところで保存しましょう。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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