おいしいアジ(鯵)の種類!特徴や旬の時期、味わいを徹底解説

紀元前の縄文時代から食べられていたとされる「アジ」。世界中にいろんな種類がある背の青い魚で、クセのない白身がおいしいと、日本人には特に好まれる人気の魚です。この記事では、国内でよく食べられる6種類のアジを選んで、その特徴と産地、旬の時期やおいしい食べ方を紹介します。

2020年6月30日 更新

ライター : ☆ゴン

カフェやレストランなど外食関連の紹介記事を中心に、豆知識やおいしい料理のレシピなど、皆さまのお役に立つ情報を発信したいと思います。

アジの種類はどれくらいあるの?

スズキ目アジ科の魚は世界で約30属、150種以上もいるといわれ、各地の熱帯から温帯海域に広く分布しています。アジの生息域北限である日本近海では、約20属、50種以上のアジがいるとされ、そのほとんどを食用として漁獲。

北海道南部から南の日本列島沿岸にかけて、定置網や底引き網で水揚げされるアジは、日本人に特に好まれる魚で、冬の高級魚ブリもアジ科の仲間です。この記事では食用になるアジのなかでも、特においしいとされる種類について解説します。

味がよくておいしいと評判のアジ6種類

1. 一般的にアジといえばこれ!マアジ(真鯵)

日本を含めて大西洋や南半球にかけて、マアジ属の魚が10種以上いるとされますが、国内ではこのマアジ1種類のみです。沖縄を除く日本各地の沿岸で水揚げされ、アジのなかで一番の漁獲高を誇ります。

春から夏にかけてが旬ですが、一年を通して獲れる魚。透明感のある白身はうま味と甘みが強く、お刺身や塩焼き、煮付けなどに適していると人気です。

2. お刺身がおいしい高級魚!シマアジ(縞鯵)

黄色い横縞があることからついた名前で、伊豆諸島でよく水揚げされることから島アジと書かれることも。体長が60cm以上もある魚で、1mを超える大物も見られます。

太平洋沿岸の温帯海域に生息し、旬は夏から秋ですが、天然物はたいへん希少で高価です。養殖物も普及していて、脂がのって甘みのあるお刺身が一番おいしい食べ方とされます。

3. 干物やけずり節に加工!ムロアジ(室鯵)

北海道から九州、沖縄にかけての太平洋沿岸の温暖海域を回遊する魚です。マアジとは異なる細長い紡錘体形が特徴で、和歌山の牟婁(むろ)地方で獲れたことから、この名がついたといわれています。

旬は初夏から初冬にかけてとされ、身は血合いが多く傷みが早いため、鮮魚で流通するのは産地周辺のみ。干物やけずり節に加工されることが多い魚です。

4. マアジに次いで獲れる!マルアジ(丸鯵)

ムロアジの仲間ながら、見た目がマアジに似ていることで有名。マアジほど体高がなく、断面が丸くて細いのが見分けるポイントです。千葉と新潟から南の太平洋と日本海沿岸を回遊しています。

秋から翌年の初夏まで長く漁獲されることから、西日本を中心に鮮魚で広く流通。脂が甘くておいしいお刺身をはじめ、塩焼きや煮付けにも向いています。

5. 大きな目が特徴の南洋系!メアジ(目鯵)

※画像はイメージです

熱帯から亜熱帯、温帯海域の一部に分布する魚で、目が大きいのが一番の特徴。駿河湾から西へ行くほどよく獲れるメアジ属の魚で、マアジがいない沖縄では、食卓にのぼる機会が多い身近な魚として重宝されます。

身は血合いの割合が大きく脂ののりが少ないため、関東ではあまり人気がありませんが、お刺身をはじめどんな調理法でもおいしい魚です。
Photos:7枚
マアジの姿造りと薬味
関アジや徳アジなどのブランドマアジ
氷の上に並べられた3尾の縞アジ
炭火で焼かれるムロアジの開き干物
マルアジの塩焼きと焼いたしし唐
アジの姿造りと薬味
姿のままの金アジと三枚おろしの切り身
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