おすすめの食べ方

食感が良くや旨みのあるケンサキイカは、刺身や食べるのが一番のおすすめです。お寿司のネタとしても人気があります。また火を入れても固くならないため、焼き物や煮付け、干物などさまざまな料理にも向いています。

5. ヤリイカ

ヒレの形がヤリのように見えることから名づけられたヤリイカ。胴の長さが30cm前後でケンサキイカと似ていますが、ヤリイカの方が細くて足も短く、2本の手も細くて短いです。エンペラの部分はひし形で大きく、胴の半分ほどまであります。やわらかい肉質で甘味があります。

旬と産地

日本各地で水揚げがあります。青森県や北海道、宮城県や長崎県、佐賀県が産地で、冬から春が旬となります。旬の時期に獲れる子持ちのヤリイカ、9月から10月に獲れる小さめの若イカもおいしいです。

おすすめの食べ方

上品な味わいのヤリイカは適度に弾力もあり、刺身にするのがおすすめ。鮮度のいいものは歯ごたえも楽しめます。焼き物や炒め物など幅広い料理に使え、子持ちのヤリイカは煮付けにしてもおいしいです。

6. コウイカ

甲羅のような骨を持つことに由来するコウイカ(甲イカ)。大きさは20cmから30cmほどあって胴の部分は丸みがあり、胴のまわりには細いヒレのようなエンペラが付いています。甲羅の部分には縞模様があり、オスのほうがはっきりと入っています。肉厚で甘味があり、ねっとりとした食感のある高級イカのひとつです。また別名スミイカとも呼ばれ、墨をたっぷりと持っています。

旬と産地

日本各地で水揚げがありますが、瀬戸内海や九州の沿岸が産地とされています。12月から4月が旬ですが、生まれてすぐの体長5cmほどの「新イカ」は9月から10月が旬で、高い値で取引されています。

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