ライター : こやまゆうこ

食品衛生管理者/ 食品衛生監視員

グリルでのアルミホイル使用は大丈夫?

Photo by ぐっち夫婦

魚焼きグリルでアルミホイルを使うこと自体は、正しい手順と注意点を守れば問題ありません。

ただし、敷き方を間違えると脂がたまり、引火するおそれがあります。「火事にならない?」と不安に感じる方も多いですが、ポイントを押さえれば後片付けをラクにしながら安全に使えます。

この記事では、アルミホイルの安全な敷き方や、失敗しないコツをわかりやすく解説します。

グリルを汚さないアルミホイルの敷き方

Photo by macaroni

網の上にアルミホイルを敷いてから焼くととても便利です。魚焼きグリルの網は焦げ付くと洗うのが大変ですが、アルミホイルを敷いておけば使い終わったあとは捨てるだけで済むため、後片付けがとても楽になりますよ。

また、ししゃものように細い魚の場合は網の隙間から身が落ちてしまったり引っかかってしまうこともあるので、アルミホイルを敷くことによって落下を防ぐことができるのも便利なポイントです。

ただし、グリルまわりの汚れ防止に、コンロ奥にあるグリル排気口までアルミホイルで完全にふさいでしまうのは絶対にNG。庫内の煙や熱が逃げ場を失い、異常燃焼による一酸化炭素中毒や火災、機器の故障を引き起こす原因になり大変危険です。安全のために、排気口のまわりには何も置かないようにしましょう。(※1)

グリル×アルミホイルの火災を防ぐ注意点

さばやさんまなど「脂が多い魚」の場合

さばやさんまなど脂の多い魚を焼くときは、アルミホイルの上に脂がたまらないよう注意が必要です。

脂がホイルにたまると引火する危険があるため、必ずホイルに数か所穴を開け、脂を受け皿に落とすようにしましょう。

水を入れて使うタイプのグリルなら、受け皿の水が脂を受け止めてくれます。ただし、水なしグリルに水を入れるのは避け、必ず取扱説明書を確認してから使いましょう。

タラや鮭など「脂が少ない魚」の場合

タラや鮭など脂が少ない魚は、アルミホイルに穴を開けずに焼くのがおすすめです。旨みや水分が逃げにくく、ふっくらジューシーに仕上がります。

筆者はタラを網に直接のせて身崩れしたことがあるため、脂が少ない魚ほどホイルを活用しています。身が張り付いてボロボロになる失敗も防ぎやすいですよ。

アルミホイルに魚がくっつかない焼き方

Photo by オリーブオイルソムリエ /MARI

アルミホイルに魚の身がくっつきやすいときは、キッチンペーパーで薄く油を塗ってからのせると、焼き上がりにはがしやすくなります。

筆者は身崩れしやすい魚を焼くとき、あらかじめホイルを一度くしゃくしゃにしてから広げ、魚の下に凹凸を作るようにしています。魚との接地面が減るため、くっつきにくくなりますよ。

ホイルに身が残りにくいので、盛り付けがきれいになり、洗い物の手間も減らせるうえ、忙しい夕食作りやお弁当用の焼き魚を用意するときにも便利です。

くっつきにくい加工がされたホイルを使う場合は、魚焼きグリルで使える商品かどうか、事前に表示を確認しておきましょう。

魚焼きグリルをアルミホイルで快適に!

魚焼きグリルでアルミホイルを使うと、魚の身が網に張り付きにくくなり、後片付けの負担も減らせます。大切なのは、魚の脂の量やグリルの種類に合わせて使い方を変えること。安全面を確認しながら、毎日の焼き魚作りに上手に取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
(2026/07/07参照)
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