水あり片面焼きグリル

まずは一般的な魚焼きグリル、「水あり片面焼きグリル」です。こちらは使う際に受け皿に水を入れる必要があり、焼かれるのは上からのみの片面焼きグリルです。そのため、魚は途中で一度ひっくり返す必要があります。水を入れる必要があるためお手入れが少し大変ですが、お値段がもっともお手頃なのが魅力です。

水なし片面焼きグリル

次も同じく片面焼きタイプですが、こちらは水を入れる必要のない「水なし片面焼きグリル」です。水を入れる手間がないため、水を入れる際や捨てる際にこぼしてしまうこともなく、水を入れるタイプのものより手入れが楽です。こちらも同じように片面しか焼けないので、途中でひっくり返す必要があります。

水なし両面焼きグリル

水を入れる必要もなく、また両面を焼いてくれる「水なし両面焼きグリル」です。両面焼いてくれるためひっくり返す必要がなく、また、半分の時間で焼くことができます。片面焼きに比べて網にくっつきやすいというデメリットはありますが、手入れの時間も調理の時間もかからない優れものです。ですが、ほかのグリルに比べてお値段が少し高めなのが難点と言えるでしょう。

魚焼きグリルで魚をおいしく焼くコツ

魚焼きグリルにはいくつか種類があることがわかりましたが、共通しておいしく焼くにはどういったことに気を付ければ良いのでしょうか。

はじめに5分間予熱

魚を入れる前にまず、5分ほどグリルを温めておきます。こうすることによって魚が網に付きにくくなり、盛り付けたときの見栄えがアップします。網が冷たい状態から焼き始めるとどうしても魚が網にくっついてしまい、ひっくり返したり盛り付けするときにきれいな焼き目が出なくなってしまいますよね。使い終わったあとの掃除を楽にするためにも、しっかり予熱してから焼くようにしましょう。

はじめは強火、裏返したら中火

グリルで焼いている間、火加減を調整していますか?通常のフライパンなどで調理するときと同じようにグリルを使う場合も始めは強火で焼き目を付け、ひっくり返してからは火を弱めて中火で中まで火を通すのがよいそうです。最初からずっと強火だと焦げてしまったり、中身が生焼けになってしまうこともありますし、中火のままだと時間がかかるだけでなく、きれいな焼き目がつかず見栄えも悪くなってしまいます。見た目も味もおいしくするためには、始めは強火で、裏返したら中火にしましょう。

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