ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

サバの焼き方は用途や好みにあわせて選ぼう

調理方法加熱時間味わい・食感片付けのしやすさ
フライパン10分しっとり★★★
両面グリル8〜10分香ばしい★☆☆
オーブン13~20分ふっくら★★★
トースター15〜17分パリッとジューシー★★★
サバは焼き方によって味わいや食感に差が出るので、好みの食感や味わいにあわせて調理方法を選んでみてください。一度にたくさん焼く場合はオーブン、少量を手軽に焼きたいときはトースター、とシーンや手軽さを考えるのもおすすめです。

フライパンを使うサバの焼き方

普段お使いのフライパンで簡単にサバを焼いてみましょう。コンロから離れずに焼けるため、鍋やフライパンでほかの料理を作りながら焼けるのがメリットです。くっつきにくいフライパンを使えば片付けも楽ちんですよ。

Photo by Uli

・サバの皮目に切り身に切り込みを入れ、両面に塩を適量(ひと切れに塩小さじ1/4杯ほど)ふりかけ、10分置いたら出てくる水分をさらに拭きます

・表面に再度塩を少々ふり、フライパンを熱してサラダ油を薄く引きます。サバの皮目を下にして焼き色がつくまで弱火で約5分焼き、返してさらに5分焼いて完成です

ふっくら焼き上げたい場合は、返してから酒大さじ1杯を加えて5分蒸し焼きにしてください。

フライパン調理したサバの特徴

  1. 皮目の香ばしさは控えめ
  2. 皮も身もしっとり食感

両面グリルを使うサバの焼き方

両面グリルを使うと焼き魚らしい香ばしさを味わえます。皮はパリッと香ばしく焼かれ、身はふっくら火が通るため、サバの魅力を最大限引き出せる焼き方です。目を離すと焦げやすいので、サバの様子と火加減をこまめにチェックしながら焼きましょう。

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・サバの皮目に切り込みを入れて塩を適量ふり、10分置いて出てくる水分を拭きましょう
・両面グリルを強火で2~3分予熱し、焼き網に酢かサラダ油をなじませます
・サバに塩少々をふりかけ、皮目が上になるよう焼き網にのせ、焦げすぎないよう様子を見ながら中火で約8分焼いて完成です

片面グリルを使う場合
・皮目を下にして焼き網にのせ、中火4~5分焼いて返し、さらに4~5分焼いてください

両面グリルで調理したサバの特徴

  1. 焼き目がとても香ばしい
  2. 皮はパリパリ、身はふっくら食感

「オーブン」を使うサバの焼き方

失敗なくサバを焼きたいときや、一度にたくさんまとめて焼きたいときはオーブンが便利です。一定の温度でじっくり焼けるオーブンは焦がす心配が少なく、焼き魚を作り慣れない方にもおすすめ。クッキングシートを敷けば天板も汚れず、片付けも手間いらずですよ。

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・サバの皮目に切り込みを入れて塩をふり、10分置いて出てくる水分を拭きます
・オーブンの天板にクッキングシートを敷き、サバを並べて塩少々をまんべんなくふりかけます
・オーブンを230℃に予熱してから天板ごとサバを入れ、表面がほどよく色づくまで13~15分焼いて完成です

身の厚い部分をほぐして火の通りを確認し、火が通っていない場合は3~5分追加で加熱してください。

オーブンで調理したサバの特徴

  1. 皮がややソフトなパリッと食感
  2. 身がふっくらしっとり食感

「トースター」を使うサバの焼き方

火を使わず手軽にサバを焼きたいときはトースターの出番です。トースター付属の天板とくっつきにくいアルミホイルを使えば、安全に焼けて片付けも簡単にすみます。両面グリルより焦がしにくく、本格的な焼き目をつけやすいのがメリットです。

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・サバの皮目に切り込みを入れて塩をふり、10分置いて出てくる水分を拭きます
・塩少々をまぶしてアルミホイルで包み、天板にのせてトースター200~250℃もしくは1000Wで12分ほど加熱します
・12分経ったらアルミホイルを広げ、さらに3~5分を目安にして焼き色がつくまで焼いて完成です

焼き色がつきにくい場合は温度を上げてくださいね。

トースターで調理したサバの特徴

  1. 皮の焼き目が香ばしい
  2. 皮はほどよくパリパリで身はジューシー

冷凍サバを使う焼き方【フライパン編】

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・フライパンに薄くサラダ油を引き、凍ったままのサバに塩を少々ふって皮目を下にして並べます
・弱めの中火で焼き色がつくまで5分ほど焼き、返して酒大さじ1杯をふりかけて蓋をし、8分ほど蒸し焼きにして完成です

フライパンの温度が下がりやすいため、弱めの中火で蒸し焼きにしてしっかり火を通しましょう

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