ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

1. 絡めるだけで味が決まる「生姜焼きのたれ」

肉系メニューの人気上位といえば、生姜焼きを揚げる人が多いのでは?豚肉の脂が放つ旨みと、パンチの効いた生姜味でご飯がすすむ鉄板おかずです。 とはいえ、毎回調味料を計って味付けするのは案外大変ですよね。作るときによって味が違うのもちょっとした悩み。 そこで提案したいのが「生姜焼きのたれ」。これさえ用意しておけば、調味料にも悩まずに毎回同じおいしさの生姜焼きを作ることができますよ。

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豚肉に小麦粉をまぶしてソテーしたら、生姜焼きのたれを絡めるだけで、ささっと完成!しょうが以外に玉ねぎやりんごをすりおろしているので、とろみがついて味がよく絡みます。 たっぷりと加えた生姜で、気分は洋食屋さん。ごはんにのせて豪快に召し上がれ!

2. バーベキューが待ち遠しい!「自家製焼き肉のたれ」

夏のお楽しみといえば、キャンプやバーベキューが外せません。暑いながらも、青空の下でほおばるお肉はまた格別!焼き肉のたれから手作りすれば、さらに楽しみが広がりますよ。 すりおろした玉ねぎやりんご、にんにくと調味料を煮詰めれば、市販品も顔負けな焼き肉のたれがあっという間に完成!豆板醤を加える量で辛さを調整できるので、何種類もたれを用意する必要がありません。
油っぽいのが苦手なら、ねぎレモンだれがあればさっぱりとお肉が味わえますよ。刻んだ長ねぎやレモン汁を混ぜるだけなので、事前準備の合間にささっと作れる手軽なレシピです。 ブラックペッパーを効かせたちょっぴりスパイシーな味付けで、お肉がまた違った味わいに。いくつかたれを準備しておけば、おいしさも楽しさも広がりますよ。

3. さわやか度100点「塩レモンポン酢」

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冬は鍋で活躍するポン酢を、夏らしくレモンでアレンジしてみました。しょうゆは使わず、かつお昆布出汁と塩でさっぱりと夏に食べやすい味わいに。 黄金色に輝く塩レモンポン酢は、見た目もさわやかで涼し気。レモンのさわやかな香りで、食欲不振を吹き飛ばしてくれますよ!
レモンをちょい足しする料理といえば、唐揚げが外せませんよね。レモンの代わりにレモンポン酢をひとまわしすれば、さわやかさと出汁の香りが、脂っこい唐揚げをより食べやすく仕上げてくれます。 そのほかにも、きゅうりやわかめをマリネにしたり、ドレッシング代わりに使ったりと、夏に活躍の場を広げそうな調味料です。

4. どんな食材も即韓流!「キムチだれ」

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夏に食べたくなる辛い物の代表・キムチ。市販の白菜キムチもおいしいですが、おうちにある材料だけでできる、自家製キムチだれにチャレンジしてみてはいかがでしょう。 コチュジャンやナンプラーをベースに、ニラやにんじんを入れた具だくさんキムチだれは、旨みがギュギュっと詰まった万能調味料。作り置きしておけば、混ぜるだけでキムチ味が楽しめます。
白菜キムチと並んで人気なのがきゅうりを使ったオイキムチ。キムチだれがあれば、塩もみしたきゅうりに和えるだけで、簡単に自家製オイキムチが完成します。 夏場はみずみずしいきゅうりが手ごろな価格で手に入るので、オイキムチを試すチャンスですよ。 きゅうり以外にも、チーズに和えたりトマトと合わせたり、キムチはどんな食材とも相性抜群です!

5. さわやか&コクをプラス!「レモンバター」

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夏を連想させるフルーツはたくさんありますが、酸味がさわやかなレモンは外せませんよね。市販のバターにレモンの皮を混ぜたレモンバターがあれば、料理にプラスするだけで夏を連れてきてくれます。 やわらかくしたバターにレモンの皮を混ぜて固めるだけと、作り方はとても簡単!固まったら切ってストックしておけば、お菓子や料理にすぐ使えて便利ですよ。
たまに食べたくなるのがインスタントラーメン。毎日では栄養が偏りますが、野菜をたっぷりのせてたまに食べると格別のおいしさです。 市販の塩ラーメンにレモンバターをのせて溶かしながら食べれば、レモンの香りで夏らしさ満点!さっぱりとコクが同時に足されて、お代わりしたくなるおいしさです。

調味料を極めれば料理がもっと楽しく

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手作り調味料には、いつもの料理を時短で作れたり、家族の好みに合わせて味を微調整できたりと、いくつもの魅力があります。さらに、自分で作ることで添加物や保存料を使わず、安心して食べられるのもメリット。 じっくりと時間が取れそうな夏休みは、手作り調味料で “新・我が家の味” を見つけてみてはいかがでしょう?

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