若取りした「春から初夏が旬」の新ごぼう

秋に植えた、成長しきっていないごぼうを春から夏にかけて「若取り」したものを「新ごぼう」といいます。また、収穫する季節の名前から「春ごぼう」「夏ごぼう」と呼ぶこともあります。冬に収穫される旬のごぼうよりも、色が白く、短いのが特徴。どじょうを使った「柳川鍋」に欠かせない食材としても言われています。

新ごぼうの味の特徴

旬のごぼうよりもやわらかく、上品な香りが楽しめる新ごぼう。歯ごたえがやわらかいので、サラダやきんぴらごぼうにすると食べやすく、ごぼう料理が固くて食べづらいという人におすすめのごぼうです。また、アクも少ないので、汁物にしてもおいしくいただくことができます。

新ごぼうのおすすめレシピ

4. しゃきしゃきごぼうサラダ

Photo by macaroni

旬のごぼうよりもやわらかい食感が特徴の「新ごぼう」。火を通さずに食べるサラダは、新ごぼうをおいしく食べるのにぴったりのメニューのひとつ。このサラダはマヨネーズで和えているので、洋食にも和食にも合う味わいです。

5. 五目炊き込みごはん

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やわらかい新ごぼうを使った「五目炊き込みごはん」は、固いものが食べづらいお子さんや年配の方にもおすすめのメニュー。新ごぼうのお上品な香りや旨味を味わえる炊き込みごはんは、お弁当のごはんやおにぎりにしてもおいしく食べられます。

6. 甘辛きんぴらごぼう

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ごぼう料理といえば、「きんぴらごぼう」。新ごぼうは、旬のごぼうに比べて下準備が簡単なので、ごぼうの旨味を逃さずに調理に使うことができます。新ごぼうと旬のごぼうで作るきんぴらとの違いを比べてみるのも面白いですね。

季節ごとの旬のごぼうでお料理しよう

旬が2回ある「ごぼう」。スーパーでよく見るひょろりと長い「旬のごぼう」はごぼうらしい固さがあり、ごぼうの風味を味わうのに向いています。一方の「新ごぼう」はやわらかく、お上品な香りが特徴です。 どちらもごぼうを使ったレシピに使うことができる同じお野菜ですが、特徴が違うので、季節ごとに同じメニューで食べ比べてみると面白いはず。ごぼうを使ったお料理が好きな人は、ぜひ試してみてください。
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