ライター : きく

ごぼうの旬は冬と春の2回!

ヨーロッパや中国などでは古くから薬草として育てられてきた「ごぼう」。しかし、食用として扱ってきたのは、実は日本でだけなんです。現在では、台湾や韓国でも食べられていますが、それは日本から伝わった習慣だと言われています。 日本では、縄文時代から食用として食べられてきた「ごぼう」。日本での旬の季節はなんと、2回あるのをご存知ですか?

スーパーにもっとも出回る「晩秋から冬」が旬のごぼう

固くてシャキシャキとした歯ごたえがおいしい、おなじみの「ごぼう」。主な生産地である北海道や青森など、東京よりも北の地域では、10月から12月の晩秋から冬にかけてがごぼうの旬とされています。この季節になると、直径が2cmから3cm、体長1mくらいのごぼうがはスーパーにもよく出回っていますよね。

旬のごぼうの味の特徴

旬のごぼうは、これぞごぼうといったしっかりとした香りや、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。ごぼうを含めた根菜は土の下で育つお野菜。寒い季節、地面の下で長い時間じっくりと育つことで、大地のミネラルをたっぷり吸収。 この季節に育つごぼうやそのほかの根菜は、ほかの季節に育つお野菜にはないおいしさや栄養があると言われています。

旬のごぼうのおすすめレシピ6選

1. 鶏肉とごぼうのうま煮

Photo by macaroni

白いごはんにぴったりの「鶏肉とごぼうのうま煮」。味付けはめんつゆだけを使用した、簡単レシピです。固くて風味豊かな冬のごぼうを使うことで、しっかりと煮込むことができ、食べ応えがあるうま煮が完成します。

2. ごぼうと豚こま肉のつまみ揚げ

Photo by macaroni

サクサク、パリパリとした食感がお好みの方は、旬のごぼうを使った揚げ物もおすすめです♪ 若採りの新ごぼうよりもシャキシャキとした食感が魅力の旬のごぼう。厚めに切ってしまうと食べづらくなってしまうことがあるので、ささがきにするとちょうどいい薄さになります。

3. たたきゴボウ

旬のごぼうの食感を楽しみたいという方におすすめの「たたきゴボウ」。おせちのメニューとしてもおなじみですよね♪ ごぼうの繊維を叩いて潰すことで、味が染み込みやすくなります。シンプルで、ごはんによく合うひと品です。

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