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さつまいもって冷凍保存できる?
さつまいもが冷凍できることをご存知ですか?さつまいもは寒さが苦手で、冷蔵保存には不向きです。常温保存では温度や湿度が不適切だと発芽したり傷んでしまいますが、冷凍保存にはそうした心配はありません。
さつまいもは冷凍することで、長期間の保存も可能になります。また冷凍の仕方しだいで調理の手間がはぶけるので、時短クッキングにもなるんです。
料理のバリエーションも広がり、さつまいものおいしさを余すところなく味わえますよ。さつまいものおいしさを長く保てる冷凍保存について、ご紹介します。
さつまいもの冷凍の仕方
生のまま冷凍
サツマイモを使いやすい形にカットしてから生のまま冷凍しましょう。切り方は、輪切りやスティック状がおすすめです。カットしたら必ず10分ほど水にさらしアクをとります。
そのあとで水気をしっかりと拭き取り、フリーザーバッグに重ならないように入れたら空気を抜いて密閉して冷凍すればOK!
ゆでてから冷凍
さつまいもをゆでて冷凍する場合は、皮を洗って半月切りにします。半月切りにすると、そのまま料理に使いやすいので便利ですよ。切り終わったら、さつまいもを水にさらしてあくを抜きます。さつまいもを加熱するとき、レンジ500Wであれば4~5分でやわらかくなります。
ゆでる場合は、10分間お湯につければさつまいもがやわらかくなります。加熱し終わったら、クッキングペーパーなどで水気をしっかり取って、フリーザーバッグにたいらにして入れて冷凍します。
ただし電子レンジで加熱するとパサつきやすいので、ゆでた方が食感はよくなります。
焼いてから冷凍
さつまいもを使いやすい形にカットしますが、焼くときは輪切りがおすすめです。カットしたら10分ほど水にさらしてアクをとったら、水気をしっかりと拭き取り、フライパンで焼き色がつくまで焼きます。
粗熱がとれたら、フリーザーバッグに重ならないように入れて、空気を抜いて密閉し冷凍します。
焼きいもを冷凍する方法もあります。洗ったさつまいもをキッチンペーパーとアルミホイルで包んだら、60℃のオーブンで90分焼きます。焼けたら、30分から1時間程そのまま放置。
低温でじっくり焼くことで、甘みが倍増するんです。あまったら、食べやすい大きさに切って冷凍しておきましょう。好きなときに、おいしい焼きいもが食べられますよ。
マッシュして冷凍
サツマイモをゆでたり、電子レンジで加熱したら熱いうちにマッシュします。粗熱がとれたらフリーザーバッグに入れますが、ポイントはたいらに延ばして、空気を抜いて冷凍すること。
このときアルミトレイなどのうえで冷凍すると急速冷凍効果があるので、試してみてくださいね。こうしておけば、必要な分だけ解凍して使えるのでとても便利です。
マッシュポテトはそのままで付け合わせや赤ちゃんの離乳食にしたり、ポタージュやコロッケ、スイートポテトなどアレンジ自在なのでぜひストックしておきたいですね。