骨やせを対策する「カルシウム」

はと麦茶は、丈夫な骨を作るカルシウムを含みます。顔のたるみやしわを招く「骨やせ」の原因は、骨密度の低下です。骨は顔を支えているため、骨やせすると顔の見た目に影響がありますよ。

カルシウムははと麦茶だけでなく、魚や乳製品、緑黄色野菜からも積極的に摂ってくださいね。(※6,11)

肌荒れ対策に「ビタミンB2」

はと麦茶には肌荒れ対策に役立つビタミンB2が含まれています。ビタミンB2はエネルギー代謝や細胞の新陳代謝に関わり、健康な皮膚を作る栄養素です。

ビタミンB2が不足すると、肌荒れ、ベタベタとする油性の肌、ニキビなど……さまざまな肌トラブルを起こすおそれがあります。(※6,12)

【Q&A】はと麦茶にカフェインが含まれている?

A:はと麦茶は一般的に、カフェインゼロです。

カフェインが苦手な方にも、はと麦茶は飲みやすいですね。ただし、いろいろなお茶が混ざったブレンド茶の場合はカフェインゼロとは限らないので、パッケージをよく確認して選ぶようにしてください。(※3)

【Q&A】はと麦茶は妊娠中に飲んでも良い?

A:妊娠中の飲用は医師に相談してください。

妊娠中のはと麦茶摂取に関しては、さまざまな情報が飛び交っていますが、医師に相談のうえ取り入れることが大切です。

また、機能性表示食品のはと麦茶は、健康な成人を対象とするものです。未成年の方、病気の方、妊婦の方、妊娠を計画している方、授乳中の方の摂取を対象としていないため、注意してくださいね。(※13,14)

【Q&A】はと麦茶を飲むとイボやほくろが取れるって本当?

A:そのような効能は期待しにくいでしょう。

はと麦茶には、肌にいいとされるさまざまな栄養成分が含まれています。しかし、はと麦茶は薬ではなくあくまでも食品です。イボやほくろが取れるといった、過度な効能を期待することはむずかしいと考えられます。(※2)

はと麦茶の効能を引き出す方法

鍋に水200mlとはと麦を大さじ1杯ほど入れて、弱火で2~3分煮出します。ティーバッグタイプなら1パック使い、煮出したあとのはと麦がすぐに取り出せて便利です。

しっかり煮出したほうがはと麦の風味や成分を引き出すことができるでしょう。煮出しすぎると、クセや苦みが出てくるので、お好みに合わせて煮出し時間を調整してください。はと麦は、あらかじめフライパンで乾煎りしておくと香ばしさがアップしますよ。

水出しの場合は、水に分量のはと麦茶を入れて3時間ほどで飲むことができます。雑味のないクセの少ない味わいです。はと麦茶の栄養素をしっかり摂るなら、ブレンド茶ではなく、はと麦100%のものを選んでくださいね。
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