ライター : ☆ゴン

ホットビールのおいしさに驚く人続出!

ホットビールとは

ホットビールとは、グラスからじんわりと温かさが伝わってくるくらいに、温めたビールのことです。いつもの冷えたビールとはまた違った、コクや風味、味わいを楽しめる飲み方。温かいのに炭酸の刺激や爽快感もある、ちょっと不思議な味と飲み口が魅力です。

スパイスやはちみつ、フルーツなどを加えると、カクテル感覚で飲めるので、独特の苦味が好きでない人にもおすすめ。ビールを加熱すると、アルコール分がある程度飛ぶため、お酒が苦手な人でも飲みやすくなります。

どこの国で飲まれている?

ビールの本場であるドイツやベルギーをはじめ、ヨーロッパ各地で古くからホットビールが飲まれています。身体をしっかりと温めてくれるので、風邪をひいたときにもよく飲むのだそうですよ。

ドイツでは、毎年恒例のクリスマスマーケットや、冬のイベントのときなどに屋外で飲むのが一般的。寒さが厳しいヨーロッパでは、昔からホットワインが親しまれてきました。それと同じようにホットビールも、寒い季節の定番ドリンクとして愛され続けているのです。

レンジでも鍋でもOK。ホットビールの作り方

レンジでの作り方

作り方はいたって簡単です。ビールを耐熱グラスやマグカップに静かに注ぎ、泡が落ちついたら電子レンジの庫内へ。一般的なビール缶容量の350lmなら、電子レンジ500Wでまずは1分ほど加熱します。まだ冷たいようなら10秒刻みで再加熱してください。

個人の好みによりますが、ホットビールの適正温度は50~70℃ほど。電子レンジは加熱ムラがあるため、容器は熱いのに中はまだ冷たいことがよくあります。様子を見ながらこまめに加熱するのがポイント。加熱しすぎは厳禁ですよ。

※お使いの機種によって加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

鍋での作り方

ホットビールは、鍋とコンロでも作ることができます。ビールを泡立てないよう小さな鍋に注ぎ、弱中火くらいで加熱。加熱時間は、常温のビール350mlで4~5分くらいです。温まったら、マグカップや耐熱グラスに移し替えてできあがり。

酒燗用の温度計があればベストですが、一般家庭で持っているおうちは少ないですよね。ビール上面の鍋に接している縁がプツプツと泡立ってきたら、飲みごろではないでしょうか。こちらも様子を見ながら調整してください。

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