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とりあえず、ビール!
飲み会では「とりあえずビールで乾杯」なんて雰囲気もありますよね。 ビール好きの人がビールを飲む様子を見るとすごくおいしそうに見えますが、実際に飲んでみて「苦い」と感じたことはないでしょうか?
若い人や女性の中にはビールの苦い味が嫌いという人も少なくありません。しかし、大人になるとビール特有の苦みを「おいしい」と感じるようになるとか…?
ビールの苦味
ビールの苦味の原因は香り付けに用いられるホップという植物。ホップには人に関する様々な健康効果が研究結果で出ているらしく、不眠改善、ダイエット効果などがあるとも言われています。
ホップにはホップ樹脂、タンニン、ホップ油などの成分が含まれており、鎮静作用、催眠作用、抗菌作用、健胃作用、食欲増進効果などの薬理効果が認められています。さらにホップには「フィストロゲン」という物質が含まれており、これは女性ホルモンと同じ働きをします。
「苦味」をおいしく感じる理由
なぜ飲み始めた頃は苦かったビールがだんだんとおいしく感じるようになるのでしょうか?それは人が成長するにつれて「苦味」をおいしく感じるようになることが関係しています。
人間の味覚の「甘味」「塩味」「うま味」は子供でもおいしい感じることのできるものだそうです。成長することによって「酸味」や「苦味」をおいしいと感じるようになり、ビールに限らずどの食べ物や飲み物でも苦味を好むようになるそうです。
どうやら人は、人生経験を重ねることで、苦味を美味と感じるようになるようです。
出典: e-kensin.net
ストレスが溜まるともっとおいしい?
人はストレスを感じたとき感覚が鈍化し、苦味をあまり感じなくなるそうです。仕事が終わった後の一杯目のビールがより一層おいしく感じるのは、ストレスが溜まっているのかもしれません…。また、苦味成分には抗ストレス作用があることが知られています。
苦味には疲れた味覚をリセット&リフレッシュを促す効果があるようだ。さらにストレスや疲れは、味覚を鈍くする。結果、普段より苦味が感じにくくなると言われている。
まさにビールは大人の味わい?もし今飲めない人でも、いつかは「おいしい」と感じる日がくるのかもしれませんね!
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