ライター : ☆ゴン

だんご粉(団子粉)とはどんな粉のこと?

だんご粉とは、うるち米ともち米をミックスしたもの。2種類の米を水洗いして乾燥させ、粉砕したのがだんご粉です。米の配合比率は半々が一般的ながら、製粉メーカーによって若干違います。

ちなみに白玉粉はもち米だけで、上新粉はうるち米だけで作る粉のこと。それぞれに、食感や持ち味が異なるのは言うまでもありません。

作ってみよう!だんご粉を使う定番の人気レシピ10選

1. 基本的な月見だんごの作り方

Photo by macaroni

旧暦8月15日の中秋の名月には、三方や大皿に月見だんごを15個供えるのが、昔からのならわし。上新粉で作るおうちが多いですが、だんご粉で作るとやわらかくて、もちもちした月見だんごができあがります。トッピングはきな粉や黒みつがおすすめです。

2. さつまいも入りの月見だんご

中秋の名月とは、旧暦8月の十五夜に現れる満月のこと。年によって異なりますが、例年9月中旬ごろが月見の日です。秋の風物詩であるさつまいもが出回りはじめる季節。そんなさつまいもをゆでて、だんご粉や上新粉とともに混ぜ合わせ、月見だんごにします。

3. かぼちゃ入りの月見だんご

日本で流通するかぼちゃの大半が、黒皮や赤皮栗南京と呼ばれる西洋かぼちゃ。7~8月に収穫される夏野菜ながら、でんぷんを糖化させるため2~3ケ月貯蔵します。そんなかぼちゃで月色のだんごを作るレシピ。だんご粉を使うと子どもでも丸めやすいですよ。

4. 絹豆腐入りのみたらし団子

みたらし団子の由来は、京都にある下鴨神社の御手洗祭りが起源だとする説が有力です。平安時代から続く由緒ある祭りで、境内で販売していた串だんごにその名がついたのだとか。だんご粉に絹豆腐を混ぜてやわらかく仕上げ、甘いしょうゆだれをかけます。

5. 栗の甘露煮入りみたらし団子

こちらもだんご粉と砂糖、水をこねてだんごにするシンプルな作り方。甘いしょうゆだれをかければ、普通のみたらし団子ですが、レシピでは生地の中に栗の甘露煮を入れます。甘くてホクホクした甘露煮と、甘じょっぱいたれがなんともいえない取り合わせです。

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