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あんこ(粒あん)の基本レシピ
和菓子には欠かせない甘くておいしい「あんこ」。市販のあんこでは甘すぎるという人や、あんこがとにかく大好きな人には、ぜひ手作りをおすすめします。
自分の好みの甘さや固さを調整できる、ヘルシーな粒あんの基本レシピをご紹介します。
材料(約600g分)
※砂糖は甘さ控えめの分量になります。お好みによって、300gくらいまで増やしてもOKです。
あんこを作るときのポイント
- 小豆は水を吸うと2倍以上に膨らみます。煮るときはとにかく水が早く減るので、目を離さないで煮ると失敗せずに作れます。
- コトコトと豆が踊らないようにじっくりと火を通すことが大切です。最後に塩をひとつまみ入れると甘さが引き締まるので、お好みで試してみてくださいね。
作り方
1.小豆を洗う
Photo by TAMA39
小豆をたっぷりの水でやさしく洗い、水を切ります。
2.たっぷりの水で煮る
Photo by TAMA39
大きめの鍋に洗った小豆とたっぷりの水を入れ、沸騰させます。
3.火を止めそのまま20分
Photo by TAMA39
沸騰したら火を止め、そのまま20分ほど放置します。
4.お湯を切る
Photo by TAMA39
20分ほど経過したら、煮汁を切ります。この作業で渋みを取ります。(アク抜き)
5.ひたひたの水で煮る
Photo by TAMA39
再び小豆を鍋に入れ、今度は小豆がぎりぎり浸るくらいの水を入れ、煮ます。
6.沸騰したら弱火でコトコト煮る
Photo by TAMA39
沸騰したらすぐに火を弱め、豆が踊らないようにコトコトと煮ます。
7.水を足しながら1時間煮る
Photo by TAMA39
お湯が減り大豆の頭が出てきたら、ひたひたの量までお水を足しながら1時間ほど煮ます。すぐにお湯が減るので、こまめに見ながらコトコトと煮ます。
8.小豆が煮えたか確認する
Photo by TAMA39
小豆がやわらかく煮えたか、指で潰して確認します。大きさなどによって、煮えムラが出ますので、何個か小豆を潰して確認します。
9.煮えたら火を止めフタをして20分
Photo by TAMA39
8~9割煮えていたら火を止め、フタをしてそのまま20分ほど蒸らします。そうすることで煮えムラを減らし、ふっくらと仕上げます。
10.煮汁を切る
Photo by TAMA39
煮汁を切ります。
11.砂糖を少量の水で溶かす
Photo by TAMA39
フライパンに砂糖を入れ、少量の水で溶かします。完全に溶けなくても大丈夫です。
12.小豆を入れ練る
Photo by TAMA39
砂糖を溶かしたフライパンに煮た小豆を入れ、強火で炒めます。このとき小豆が跳ねるので、軍手などを使用してください。
13.好みの固さになるまで強火で練る
Photo by TAMA39
水分がなくなってきても最後まで強火で練ります。煮詰まってきてからはすぐに固まり始めるので手早く練ります。
Photo by TAMA39
好みの硬さの少し手前で火を止めます。(冷めると固くなります。)
14.あんこを冷ます
Photo by TAMA39
できあがったあんこをバットなどに広げて冷まします。
Photo by TAMA39
ほどよい甘さの粒あんのできあがりです。白玉と和えたり、パンに付けたり、お餅につけたりとお好みの方法で召し上がってください。
つぶあんから作る「こしあん」のレシピ
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