ライター : mikA.K

お菓子からお食事系までOK!「パイ生地」の基本レシピ

Photo by mikA.K

お菓子はもちろん、キッシュやミートパイなどお食事系のものにまで合うように、甘くないサクサク食感のパイ生地のレシピをご紹介します。おおよそで22cmのパイ皿一枚分となっていますので、使いたい型のサイズや全体を覆いたい場合など、必要に応じて分量を増やしてくださいね。

材料(25cm×25cm1枚分)

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  • 薄力粉 150g
  • バター(無塩) 50g
  • ひとつまみ
  • 卵黄 1個
  • 25cc

作り方

1.バターを細かく切る

木のカッティングボードに置かれた細かく切ったバター

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バターを1cm角くらいに切り、使う直前まで冷蔵庫に入れておきます。

2.薄力粉を振るう

ボウルに振るった粉類
大きめのボウルに薄力粉を振るっておきます。

3.卵黄と冷水を混ぜ合わせる

混ぜた卵黄と冷水

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卵黄に冷水を加え、よく混ぜ合わせておきます。

4.粉とバターと塩を合わせる

ふるった粉類とバターと塩

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振るっておいた薄力粉に冷蔵庫から出したバターと塩を入れ、軽く混ぜ合わせます。

5.バターを細かくする

粉とバターを混ぜる様子

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カードでバターを細かく切りながら薄力粉と混ぜ合わせていきます。

6.手のひらでこすり合わせる

手で粉とバターを混ぜる様子

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バターがある程度細かくなったら手のひらでこするようにし、バターと薄力粉と合わせていきます。熱を加えないように気を付けてください。手が温かい場合は流水や氷水などにつけて冷やしましょう。

7.卵液を入れ、カードで切るように合わせていく

卵黄と冷水を混ぜたものを入れた生地のもと

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真ん中にくぼみを作り卵黄と冷水を合わせたものを入れ、軽く混ぜます。カードで切るように合わせ、全体的にしっとりしてきたらひとつにまとめて、ラップで包んで冷蔵庫で30分休ませます。 ※押し付けるようにまとめてください。こねると食感が悪くなります。

8.生地に層を作る

麺棒で伸ばした生地

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打ち粉(薄力粉)をした台に生地を出し、めん棒で縦に伸ばします。
おった生地

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伸ばした生地を手前1/3を折り、奥の1/3を折り重ねます。

9.回転させて繰り返す

さらに折った生地

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生地を90度回転させて10と同様に伸ばして重ねます。
麺棒で伸ばした生地

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このとき、いきなり伸ばすのではなく、めん棒を生地に押し当て、先に重ねた生地を馴染ませます。

10.8と9を繰り返す

折って伸ばしてを繰り返した生地

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10と11を1セットとし、あと2回繰り返します。夏場の暑い時期や暖房の効いた部屋で作業する場合は、1セットごとにラップで包んで冷やしましょう。 終わったらラップで包んで、冷蔵庫で1時間以上寝かせます。できれば半日寝かせるのがベスト。

パイ生地を失敗せずに作るためのポイント3つ

1. 冷たい状態で作業する

生地作りの上でもっとも重要なのは、冷たい状態で作業すること。バターに熱が加わってしまうと、食感が悪くなってしまう上、粉とうまく混ざってくれません。バターは切ってから使う直前まで冷蔵庫、もしくは冷凍庫に入れておくのがいいでしょう。薄力粉も冷やしておくとなおよしです。

2. 手の温度にも注意!

手が温かいときや夏場に作業する場合は、ボウルに氷水などを用意し、冷やしながら作業するといいでしょう。生地が少しでも温かく感じたら冷蔵庫に入れて休ませてください。作業する時間は手早く、それ以外はゆっくりおこなうのを心がけてください。

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