19. フランス「シャーベット」

Photo by macaroni

果汁や果肉などを冷やし固めるシャーベットは、フルーツのおいしさを楽しめるさっぱりした氷菓。起源には諸説ありますが、フランスでソルベと呼ばれ、定着したとされます。

語源はアラビア語で飲み物を意味する「シャルバト」。トルコとイタリアを経て、16世紀にフランスに伝わったとする説で、いまでも肉料理の口直しのデザートとして人気です。

20. アルゼンチン「アルファフォーレス」

アルファフォーレスは、アルゼンチンをはじめ南米で広く食べられている、ボリュームのあるクッキーです。2枚のクッキー生地はサクサクした食感が特徴で、中にはさんでいるのは、濃厚なミルクの「ドルセ・デ・レチェ」。アルゼンチンでは、1日に600万個も食べられています。

21. 韓国「ホットク」

焼き目はサクッと、皮はもっちり、中からのぞくあんはとろ~り!ひとつでいくつもの食感が楽しめるホットクは、韓国を代表するお菓子です。

食べごたえのあるボリュームと、味のバリエーションが豊富なことで人気があります。もっともポピュラーなのが黒糖とシナモン、ほかにもはちみつや小豆なども好評です。

22. ポルトガル「パン・デ・ロー」

ポルトガルやスペインから伝わったとされるカステラ。その原型のひとつが、ポルトガルの修道院で生まれた、とされるパン・デ・ローです。

ポルトガルでは行事のたびに食べられることが多く、特産のマデラやポートワインと合わせるのがおいしい食べ方なのだとか。中までしっかりと火を通したものと、半熟の2種類があります。

世界のお菓子で旅行気分♪

旅行で訪れたはじめての外国で、おいしいお菓子に巡り合った経験はありませんか?お菓子ひとつとっても、お国柄や気候、歴史の流れが感じられます。いまは世界のどこへでも行けますが、まだ食べたことがないお菓子がたくさんあるはず。

普段何気なく食べているお菓子も、海外の人たちからすれば珍しいものかもしれません。いまや世界中のお菓子の情報が手に入る時代です。この記事で紹介したお菓子のレシピを参考に、ぜひおうちで作ってみて、旅行気分を味わってみてください。

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