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ひんやりシャリっと♪ 「グラニテ」とは
みなさんは「グラニテ」をご存知ですか。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、グラニテはフランス発祥の氷のお菓子。主に果汁と糖度の低いシロップを混ぜて、シャリシャリに凍らせたものなんです。
よく見られる場面は、フレンチのフルコースの途中(魚料理と肉料理の間)で提供される「口直し」でしょうか。凍った果汁で、口の中をさっぱりさせる役割があるんですよ。
名前の由来と意味
それでは、グラニテの名前の由来と意味を見ていきましょう。
「グラニテ(Granité)」とは、フランス語で「ざらざらした」「ごつごつした」という意味があって、語源をたどるとゴツゴツした「花崗岩」を指すと言われていますよ。グラニテは果汁とシロップを凍らせて削ったお菓子なので、舌触りがざらざらであることから名付けられました。
ソルベやシャーベットとの違いは?
グラニテに似た氷菓子には「ソルベ」や「シャーベット」があります。どれも同じように見えても、実は、それぞれに違いがあるんですよ。
ソルベとは、果汁やお酒を凍らせたフランスのお菓子です。グラニテより細かい氷になるので、舌触りは比較的なめらか。
そして、ソルベを英語でいうとシャーベットになります。ソルベよりも糖度が高く、メレンゲ・ミルク・ゼラチンを使うことがありますよ。口当たりのよいなめらかさが特徴なんです。
▼詳しくはこちらもご覧ください♪
グラニテの基本の作り方
グラニテの基本的な作り方を紹介します。
グラニテの主な材料は果物(果汁)とお砂糖。砂糖は水で煮溶かしてシロップ状にして使います。果汁とシロップを合わせたら保存バッグに移して、あとは凍らせるだけ。1時間ごとに凍ったグラニテを揉みほぐすを3回繰り返すとできあがり。
保存バッグの代わりに、バットに流し込み、フォークやスプーンでかき混ぜてもOKです。
味のバリエーションいろいろ!
グラニテの主な材料は果物(果汁)と説明しましたが、野菜(トマトやセロリなど)やコーヒー・白ワイン・スパークリングワイン・リキュール類などを用いることもあるんですよ。
グラニテには、作り方の基本こそありますが、好みの材料でいろいろなバリエーションを楽しむことができるんですよ。
甘酸っぱいフルーツのグラニテレシピ3選
1. グレープフルーツのグラニテ
夏にぴったり!フルーツの甘酸っぱいグラニテをご紹介。
こちらは、グレープフルーツをたっぷり使って、ちょっぴり酸味がきいたひと皿ですよ。生クリームとヨーグルトを加えているので、舌触りがなめらかなんです。さわやかな味は、食後のデザートにおすすめですよ。
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