ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

ごはんの冷蔵保存は短時間がおすすめ!

Photo by 上原 花菜

食べきれなかったごはんやたくさん炊いたときは、短時間であれば冷蔵保存がおすすめです。冷凍にくらべて温め直す時間が短く済むのがメリット。

ただし、ごはんを長時間冷蔵するのは避けましょう。

冷蔵庫の温度により、ごはんが劣化するからです。すぐに食べないときは、冷凍するのがおすすめです。

食感がパサパサになったりしない?

ごはんは2~3℃の温度にさらされるとでんぷんが劣化します。この劣化によって、でんぷんが水分と一緒に表面に出てパサついた食感に変化してしまうのです。

時間が経過するにしたがって硬くなり、味も落ちてしまうので、できるだけ早く食べることをおすすめします。

冷蔵保存してパサパサになってしまったごはんは、チャーハンやピラフに使うのがもってこい。水分が適度に抜けていて、パラパラチャーハンがじょうずに作れます。

また、雑炊やリゾットにすれば、パサついた食感を感じることなくおいしく食べることができますよ。

ラップ?保存容器?ごはんの冷蔵保存方法

Photo by 上原 花菜

保存手順

1. ラップや保存容器で密閉する

炊飯器に残ったごはんをラップや保存容器に移し、ラップや蓋をして密閉します。密閉できればラップでも保存容器でもどちらでも構いませんが、いずれもごはんの粒が潰れてしまわないよう注意。

2. 人肌に冷ます

そのまま常温に置いて人肌程度に冷まします。あつあつの状態で冷蔵庫に入れてしまうと、霜がついてしまったり、冷蔵庫内の温度が上がって保存食材の劣化につながります。

3. 冷蔵庫で保存する

ごはんが人肌程度に冷めたら、冷蔵庫に入れます。食べる際、水や料理酒を少し加えて電子レンジでチンすれば、ふっくらとしたごはんに仕上がりますよ。

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