ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

ばくだん丼って?

Photo by lanne_mm

「ばくだん丼」とは、ごはんの上にまぐろ、納豆、卵、オクラなどをのせてどんぶりにした料理です。日本各地にばくだん丼という名前の郷土料理があり、地方によって、その地方特有の名産品などが具材に使われています。例えば、イカがたくさん獲れる青森県の八戸地方には、にんにくしょうがダレに漬け込んだイカやいくら、卵黄の乗せた「八戸ばくだん」というご当地どんぶりがあるそうです。 「ばくだん」というインパクトのある名前の由来は諸説あります。いろいろな具材をぐちゃぐちゃにかき混ぜることを爆弾に例えたという説や具材のことを「かやく」ということからついたという説などさまざまなものがあるそうですよ。

ばくだん丼の基本レシピ

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まぐろ、オクラ、納豆、長芋、大葉、めかぶ、卵の7種類の具がのった盛りだくさんのばくだん丼です。具材を盛り付けたら、しょうゆやめんつゆをかけていただきます。豪快にかき混ぜて食べると、ごはんと具材がよくからまって極上のおいしさになります。のりやかつお節はたっぷりがおすすめですよ。

材料(2人分)

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  • ごはん 2人分
  • まぐろの刺身 10切れくらい
  • 納豆 1パック
  • 2個
  • めかぶ 1パック(40g)
  • 山芋 5〜6cm
  • オクラ 3本
  • 大葉 2枚
  • のり 全形4分の1枚
  • かつお節 1パック(3g)
  • まぐろの漬けだれ
    • しょうゆ 小さじ2杯
    • 小さじ2杯
    • みりん 小さじ2杯

作り方

1.まぐろを漬け込む

まぐろを漬ける

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まぐろに漬けだれのしょうゆ、酒、みりんを加えて漬け込みます。ラップをまぐろに密着させるようにかけて、冷蔵庫で30分~1時間程度おいてください。

2.卵白と卵黄に分ける

卵白と卵黄に分ける

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卵黄と卵白に分けます。卵白は今回は使いません。お味噌汁やお吸い物のなどに入れて使ってください。

3.材料を切る

材料を切る

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オクラは、まな板の上で板ずりをして、さっと茹でます。冷水にとって冷めたら、3mm厚さの輪切りにします。山芋は皮をむき、角切りにしてください。とろろが好きなひとは、すりおろしてもOKです。今回はシャキシャキ食感を楽しめるように角切りにしました。

4.材料がそろったら盛り付ける

材料がそろったら盛り付ける

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材料がすべてそろったら、どんぶりに好きなように盛り付けて完成です。しょうゆやめんつゆなどをかけていただきましょう。わさびやねぎ、ゆずごしょうなど薬味を添えてできあがり。

盛り付け

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ごはんは、山のように少し中央が高くなるように盛りましょう。具材は、彩りが重ならないように盛り付けていきます。今回は、納豆、大葉、長芋、めかぶ、まぐろ、オクラの順に時計回りに盛り付けていきました。頂上を少しくぼませて、卵黄をそっとのせたら完成です。かつおやのりは、最後に散らしても、別のお皿に添えてもOKですよ。

作るときのコツ

  1. 具材を準備して盛り付けるだけなので、調理工程でコツはありませんが、おいしく見せるポイントは、なんといっても盛り付けです。彩りを考えて、並べる具材の量や重ね方を均等にして盛り付けていきましょう。

ばくだん丼のアレンジレシピ3選

1. ころころパルミジャーノのばくだん丼

パルミジャーノのコクが、飽きてしまいがちなさっぱり味にアクセントを効かせてくれてます。パルミジャーノが 赤身のまぐろや納豆やたくあんに不思議とよく合います。忙しい時でも、ちゃちゃっと混ぜてのせるだけで ごちそう丼の完成!

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