5. ごま油が香る。こごみともやしのナムル

こごみをいつもと違う食べ方で楽しみたいときは、韓国風のナムルがおすすめです。ごま油の風味としょうがを効かせた、めんつゆベースの味付け。レシピでは中華だしの素を使いますが、和風だしでもかまいません。もやしもこごみも、水気をしっかり切りましょう。

シンプルな和え物にする場合、こごみの下処理をきちんとするのが鉄則です。根元の硬い部分はカットし、筋が気になるときは皮をむいておきましょう。残しておくと口当たりが悪くなります。

6. 赤唐辛子でピリ辛。こごみとホタルイカの炒め物

こごみが出回る時期は、ホタルイカが獲れる旬でもあります。山の幸と海の幸で、贅沢なひと品を作ってみましょう。こごみの食感とホタルイカの旨味で、文句なしのおいしさ。味付けは塩こしょうだけですが、赤唐辛子のピリッとした辛さがよいアクセントです。

新鮮なこごみは生のまま炒めてもOK。基本はサッと短めに下ゆでしておくとえぐみが取れ色も鮮やかなままキープできますよ。

7. ランチに。こごみとベーコンのペペロンチーノ

クセが少ないこごみは、パスタにもよく合います。にんにくと赤唐辛子入りのシンプルなペペロンチーノが、こごみの風味を味わうのにぴったり。山菜の緑色とベーコンのピンク色が彩りよく、見た目からも食欲を刺激してくれます。

こごみは加熱しすぎると食感が悪くなります。このレシピでは下ゆでしてから加えるので、仕上げに手早く強火で加熱するのがポイント。特有のぬめりとシャキッとした食感を楽しめます。

長持ちのコツ!野菜ソムリエが教える「冷凍保存術」

こごみは、そのままでは意外と傷みやすい山菜。おいしく長持ちさせたいときは、冷凍保存がおすすめです。生のまま冷凍すると変色しやすく食感が悪くなるため、すでに紹介した下処理をしてから冷凍するとよいですよ。

水1Lに対して塩小さじ1杯を入れた熱湯で、1分弱ゆでます。通常のゆで時間よりも数秒短めにし硬めにゆでておきましょう。冷水にさらして汚れを取り除いたら、ざるにあげたら下処理完了。ペーパータオルで水気をよく拭き取ってから、ラップで小分けにしてください。あとはジッパー付き保存袋に入れて冷凍庫へ。

保存期間の目安は2週間ほどで、食べるときは自然解凍でOKです。解凍後はそのままおひたしに使えます。加熱調理する場合は、凍ったまま使ってください。天ぷらや汁物、炒め物にも、凍ったままでよいので便利ですよ。

これで迷わない!おいしいこごみの選び方と見分け方

Photo by 稲吉永恵

緑色が濃くて、全体的にみずみずしいものがおすすめです。先端がしっかりと丸まったものが、おいしさの証。育ちすぎたものは食感が硬くなるので、茶色に変色したものや根元が黒ずんだもの、乾燥して萎びたものは避けるようにしましょう。

本来は全国の山野に自生する山菜ながら、いまは栽培されていて、旬になるとスーパーにも並びます。

こごみで春の味を楽しもう♪

山菜というと下ごしらえがたいへんで、手間がかかるイメージがあるかもしれません。しかし、こごみは山菜のなかではアクが少ないことから、下処理が簡単で手軽にトライできる食材。

クセもほとんどないため、山菜特有の苦味や香りが苦手という人でも食べやすいですよ。この記事で紹介したレシピを参考にして、ぜひ一度こごみを味わってみてください。
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