ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

こごみはあく抜き不要

Photo by 稲吉永恵

こごみにはアクがほとんどないので、水洗いしてそのまま調理してOKです。わらびをはじめほかの山菜のようにゆでるときに重曹を使ったり、水に長時間さらしたりする必要はありません。

アク抜きしなくてもえぐみや苦みは感じられませんが、下ゆですることで色よく仕上がり汚れ残りを防げます。ポイントはゆで時間に注意すること。2分以上ゆでるとゆですぎで食感が悪くなります。

こごみをおいしく食べるためには、下処理が大切です。生のこごみが手に入ったら、下記を参考に下ごしらえしてください。

1.
根元の茶色い部分を切り落とし、半分にカットする

2. 鍋にお湯を沸騰させ、塩を入れて1分ほどゆでる(水1Lに対して塩小さじ1杯)

3. 冷水にさらしてから渦巻きの部分を水の中で振り洗いし、ごみや枯れた葉を落とす

4. ざるにあげて水気を切る

※おひたしや和え物、サラダにする場合は、かならず下ゆでします。天ぷらや炒め物などにする場合は、根元の茶色い部分をカットしてよく洗い、生のまま調理してください。

野菜ソムリエ直伝!汚れを落として食感を活かす下準備

Photo by TAMA39

こごみは全体をサッと洗ってから、渦巻きの部分を水の中で振り洗いしてごみや枯れた葉を落とします。葉が巻いている部分は汚れがたまりやすいため、広げてしっかり落としましょう。

まずはこれから!失敗しない「こごみ」の定番レシピ3選

1. シンプルに味わう。こごみの天ぷら

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こごみを含む、山菜の定番料理といえば、天ぷらは外せません。衣をつけて揚げるシンプルな調理法こそ、こごみの持ち味を活かしてくれます。

こごみは、歯ざわりのよさもおいしさのうち。シャキッとした食感が損なわれるとおいしさが半減します。揚げ時間を取りすぎないことが大切ですよ。

2. ぬめりと食感を楽しむ。こごみのおひたし

おひたしは、こごみのくるくるした姿がそのままで、かわいくて愛らしいのが魅力です。見た目だけではなく、もちろん味わいも文句なし。レシピで使う調味料は、しょうゆとみりん、だし汁の3つだけです。

筆者は味付けが濃すぎてしまったことがあり、こごみの香りが感じられないという失敗をしたので、シンプルな味付けで楽しむのがベスト。

3. 子どもも喜ぶ。こごみのツナマヨネーズ和え

Photo by 稲吉永恵

こごみはアクやクセが少なく食べやすい山菜といっても、野菜嫌いな子どもにとっては苦手かもしれません。そんな場合は、ツナ缶とマヨネーズで和えたものがおすすめです。慣れ親しんだコクと旨味、マイルドな酸味で、おいしく食べられます。

こごみはついついゆですぎてしまいがちです。食感が悪くなるともったいないので、ゆで時間に注意しましょう。

飽きたら試して!こごみの味わいが広がるアレンジ4選

4. おつまみにも。こごみの明太子マヨネーズ和え

こごみでおつまみを作りたいときに、もってこいのレシピ。マヨネーズ和えに明太子を加えて、ピリッとした辛さの大人の味に仕上げます。こごみのシャキシャキ、明太子のプチプチ食感がクセになるおいしさで、お酒のアテにぴったりです。

筆者はそのままザル上げしておいて変色したり余熱で火が通り過ぎたりしたので、ぜひゆでたら冷水にとるようにしてください。
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