春菊

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独特の風味がある春菊は苦手、というお子さんが多いですが、大人になればなるほどにおいしく感じる食材です。すき焼きは甘辛く濃厚な味が持ち味なので、食べていると飽きてくることがよくありがち。そんなときに春菊の青くささと苦味が、良い口直しになります。

しいたけ

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山の幸を代表するきのこのなかでも、とくにしいたけは和食に欠かせません。肉厚でしっかりした歯ごたえのあるしいたけも、すき焼きをはじめとした、鍋料理にはなくてはならない定番食材。

しいたけ独特のだしと風味が、すき焼きの煮汁に染み出て、牛肉や野菜の旨さがアップすること間違いなしですよ。

こんな食べ方も!すき焼きアレンジレシピ10選

1. 鶏もも肉の簡単すき焼き

昔から関東は豚肉、関西は牛肉文化といわれ、その典型がすき焼きです。しかし関西の人にとっても牛肉は高価な食材で、地方では養鶏が盛んだったことから、鶏をすき焼きにする地域が。

鶏すきやかしわのすき焼きと呼んで、いまでも人気の鍋料理です。牛肉よりもあっさりしていて、煮込むほどにやわらかくなるため、火加減を気にする必要がありません。

2. 豚バラ肉のごま塩すき焼き

すき焼きに豚肉を使うなんて、と思う人がいるかもしれません。しかし豚肉は牛肉と比べて味が淡白なので、濃い味付けのすき焼きに意外とよく合います。

レシピではしょうゆではなく、塩で割り下を作ることでさらにさっぱりした味わいに。にんにくの風味とすりごまの香りが食欲をそそる、おいしい豚バラ肉のすき焼きです。

3. 牛肉と野菜のトマトすき焼き

すき焼きとトマトの組み合わせは、日本料理の有名店でトマトすき焼きがブレイクして以来、いまではすっかりポピュラーに。トマトの酸味が、甘めのしょうゆつゆにベストマッチです。それでいてしっかりとした和風味が、牛肉や野菜をさらにおいしくしてくれます。

4. レモンでさっぱり塩すき焼き

こちらも、食材にトマトを使うすき焼きのレシピ。割り下を甘さ控えめの塩ベースにして、レモン果汁入りの大根おろしで食べるのでさっぱりしています。すき焼きといえば冬のイメージですが、夏でも意外といけるあっさりした味わいの鍋料理です。

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