ライター : ☆ゴン

具材を入れる順番は? すき焼きの作り方

すき焼きは、関東と関西の区別なく、まず牛肉を焼いてから味付けし、ほかの具材とともに煮込んでいきます。関東で欠かせないのが、しょうゆや砂糖、みりん、酒を混ぜ合わせた「割り下」。あらかじめ作っておいた割り下で、具材を煮込むのが関東スタイル。

関西では割り下は使わず、鍋で肉を焼いた上からしょうゆと砂糖をじかに入れ、そこに具材を足します。野菜の水分で煮込みますが、煮詰まりそうになったら、酒や水を足すのがポイント。関西では調味料で直接味付けし、作りながら味を調整するのが特徴です。

関東風すき焼きの作り方

Photo by macaroni

焼いた肉に割り下と具材を加え、グツグツと火にかける関東のすき焼きは、煮込むのが特徴。そのため肉と野菜が焦げつく心配が少なく、安定したおいしさを楽しめるのが利点です。

割り下の味ですべて決まるため、すき焼きに不慣れな初心者でも、おうちで作るときに失敗することはあまりありません。

材料(2人分)

・牛肉薄切り(すき焼き用)……200g
・焼き豆腐……1丁(300g)
・しらたき……1パック(200g)
・長ねぎ……1本(100g)
・春菊……1/2束(100g)
・しいたけ……4枚(60g)
・牛脂……適量
・卵……2個

<割り下>
・酒……100cc
・みりん……100cc
・砂糖……大さじ3杯
・しょうゆ……100cc

下ごしらえ

・ 豆腐は6等分に切る
・ 長ねぎは2cm幅の斜め切りにする
・ 割り下は先に混ぜ合わせておく

作り方

1. 春菊は根元を落とし、4cmの長さに切る。しらたきは食べやすい大きさに切り、さっと熱湯をかける。しいたけは軸を落として飾り切りにする

2. 鍋に割り下の調味料を入れて火にかけ、煮立ったら火を止める

3. すき焼き鍋を火にかけ、牛脂を入れて溶かす。長ねぎを入れて焦げ目がつくまで焼き、牛肉を加えて軽く焼く

4. 2の割り下を加え、春菊以外の具材を入れてひと煮立ちさせる

5. 春菊を加えてさっと煮る。器に卵を溶きほぐし、よく絡めて食べる

コツ・ポイント

牛肉は、赤いところがまだ残っている程度で割り下を加えるほうが、やわらかくておいしいです。長ねぎは焦げ目をしっかりつけて、香ばしく仕上げてください。

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