ライター : SATTO

webライター

関東風と関西風で具材は違う?すき焼きのレシピ

Photo by macaroni

関東風すき焼きは、割り下を使って具材を煮込むため、肉と野菜の旨味が調和したまろやかな味わいが特徴です。

一方、関西風は、はじめに肉を焼いたら調味料で味付けをします。あとから加える野菜の水分を利用したり、酒や水で薄めたりするのが特徴。肉の旨味が際立ったすき焼きに仕上がります。

具材は豆腐や春菊など、関東風と関東風で共通するものが多いです。大きな違いは、関東ではちくわぶ、関西では白菜や玉ねぎがよく使われるということ。関西風は割り下を使わないため、水分の出やすい野菜を使うことが多いです。
すき焼きの種類具材分量(2人分)作り方
関東風・牛肉……200g
・焼き豆腐……1丁(300g)
・しらたき……1パック(200g)
・長ねぎ……1本(100g)
・春菊……1/2束(100g)
・しいたけ……4枚(60g)
1. 具材の下ごしらえをする
2. 割り下を作る
3. 長ねぎと牛肉を焼く
4. 割り下で煮る
関西風・牛肉……250g
・白菜……1/4株
・春菊……1束
・長ねぎ……1本
・玉ねぎ……1/2個
・しいたけ……4枚
・にんじん……1/4本
・ごぼう……1本
・しらたき……1袋(200g)
・焼き麩……4~6個
・焼き豆腐……1/2丁(150g)
1. 具材の下ごしらえをする
2. 牛肉を牛脂で焼いて、味付けする
3. 牛肉を食べる(もしくは取り出す)
4. 肉以外の具材を入れて煮る
関東風すき焼きのレシピはこちら▼
関西風すき焼きのレシピはこちら▼

初心者におすすめはこれ。すき焼きの定番具材

1. 牛肉

Photo by macaroni

すき焼きの定番具材といえば牛肉ですよね。牛肉の旨味が、甘辛い煮汁とベストマッチ。やわらかく、とろけるような食感を堪能できます。牛肉だからこそ味わえる贅沢な味わいは、特別な日やお祝いにぴったりです。

牛肉をおいしく食べるコツ

  1. 薄切りの牛肉を用意し、食べやすい大きさに切ります。
  2. 鍋に牛肉を入れてさっと加熱し、牛肉の色が変わってきたら割り下とほかの具材を入れて煮込みます。

2. 長ねぎ

Photo by macaroni

甘味のある長ねぎは、牛肉と並んですき焼きに欠かせない具材のひとつです。肉の味を十分引き立ててくれる、名脇役ですね。くたくたになった長ねぎを肉と一緒にほおばれば、異なる食感を楽しむことができますよ。

長ねぎをおいしく食べるコツ

  1. 長ねぎを1〜2cm幅の斜め切りにします。
  2. 関東風のすき焼きでは、肉の次に長ねぎを入れて焼き、そのあと割り下を入れて煮込みます。

3. 焼き豆腐

Photo by Uli

煮崩れしにくい焼き豆腐も、すき焼きの定番具材ですね。煮汁が甘く、くどくなりがちなすき焼きも、豆腐を加えるとさっぱりいただくことができます。木綿豆腐を水切りし、フライパンで焼き目をつければ簡単に手作りできますよ。

焼き豆腐をおいしく食べるコツ

  1. 縦に切ってから、1.5cm幅に切ります。水切りの必要はありません。
  2. 割り下を入れたあと、ほかの食材とともに鍋に入れます。

4. 白菜

Photo by macaroni

白菜もすき焼きの定番具材ですよね。肉をたくさん食べたいけれど、野菜も食べたい!そんな方にもってこいの具材です。すき焼きの煮汁をよく吸った白菜はとろとろになります。煮込んだ白菜は最高のおいしさですよ。

白菜をおいしく食べるコツ

  1. 葉と白い部分に分け、葉はざく切り、白い部分はそぎ切りにします。
  2. 白菜は生のまま使ってもよいですが、水分が出てくるので最初に入れて味を調節しましょう。

5. 春菊

Photo by leiamama

ほろ苦い春菊は、 甘辛い食材ばかりのすき焼きのなかでいいアクセントになります。独特の風味が、大人になればなるほどおいしくなる食材ですね。緑色が加わることで、すき焼き全体の彩りもよく食欲がアップしますよ。

春菊をおいしく食べるコツ

  1. 葉と軸に分けて2〜3等分に切ります
  2. 加熱しすぎると栄養が逃げてしまうので煮込まず、食べる直前にサッと火を通し、すぐにいただきましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ