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寄せ鍋に使う具材に決まりはない!
寄せ鍋には、具材に明確な決まりはありません。元は調理場の残り物で作った「まかない料理」が、始まりだという説があります。
特徴は、関西でよく食べられる「水炊き」に対して、だし汁に醤油や味噌など味付けがされているので、基本的にはそのまま味わうということ。おでんの「関東炊き」と同様に関東人好みです。
そんな寄せ鍋に合う具材とは、一体どんな食材なのでしょうか?
【野菜】寄せ鍋におすすめの具材8選
1. 冬野菜の王様「白菜」
鍋物でダントツの人気を誇るのが、冬野菜の王様「白菜」です。鍋物・炒め物・漬物と、さまざまな料理に活躍してくれる万能選手ですね。しんなりシャキシャキとふたつの食感が楽しめるので、好きだという方も多いのではないでしょうか?
2. 薬味ではなく具材としての「ねぎ」
ねぎは薬味として日常的に使われますが、鍋物では存在感のある具材のひとつです。関西では青ねぎが好まれますが、関東ではもっぱら「根深ねぎ」とも呼ばれる白ねぎが一般的。白ねぎは、アサツキなどの青ねぎと比べて太く、ぴったりです。
3. 鍋物には不可欠な名脇役「春菊」
最近ではサラダなどにも使われるようになりましたが、春菊の真骨頂はなんと言っても鍋物でしょう。その香りとほのかな苦みが、魚や肉の臭みを抑えてくれます。昔から、日本人に愛されてきた香草なんです。
4. 女性に人気の「レタス」
最近、特に女性の間で人気の鍋食材がレタスです。サラダではおなじみですが、鍋に使えばそのシャキシャキ食感がクセになりますよ。さわやかなレタスの風味は、海鮮にもお肉にもよく合います。白菜が手に入らない夏場でも、一年中出回っているのがメリットです。
5. 新春を迎える前に「セリ」
シャキシャキとした歯応えが心地よいのが、七草のひとつでもあるセリです。近年は栽培物が多く出回るようになりましたが、やはり自然に生えた「田せり」がワイルドでおいしい!
しかもセリは、根がやわらかくて捨てるところがありません。その風味を存分に味わえるのが、寄せ鍋です。