ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

寄せ鍋の基本レシピ

Photo by macaroni

鶏もも肉や白菜を使用した「寄せ鍋」のレシピをご紹介します。昆布を使ってしっかりとだしをとることで、グッとおいしくなりますよ。お好みの具材で代用が可能なので、ぜひ基本のレシピをマスターしてみてくださいね。

材料(2人分)

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下ごしらえ

だしをとる

黒の鍋に入った昆布

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鍋底に乾燥昆布を入れて、最低でも2時間、できればひと晩置いておきます。火にかけて、沸騰寸前で昆布を取り出しましょう。 顆粒だしや、だしパックを使用すると手軽に作ることができますよ!

作り方

1.具材をカットする

ざく切りにした白菜

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白菜は葉の部分と軸の部分に別け、ひと口大にカットします。
切り込みの入ったしいたけ

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しいたけは軸をカットして表面に十字の切り込みを入れます。
半月切りにしたにんじん

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にんじんは1cmほどの厚さにカットし、半月切りにします。根菜類は火が通りにくいので、あらかじめ下ゆでするかレンジで加熱するとよいでしょう。
まな板の上でカットされた長ねぎ

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長ねぎは食べやすい大きさで、斜めにカットします。 鶏もも肉と焼き豆腐はひと口大に、春菊は2等分にカットします。

2.つゆを作る

鍋に調味料を入れている様子

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ひと晩置いただし汁に、みりんとしょうゆを加えて沸騰させます。

3.材料を煮込んで完成

しいたけやにんじんなどの具材が入った鍋

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沸騰しただし汁の中に、鶏もも肉、にんじん、白菜の軸の部分を入れます。ふたをして火を通します。このときアクがでていたらきれいに取り除きます。 一度火を止めて長ねぎ、焼き豆腐、白菜の葉の部分を入れます。再度火を通します。最後に春菊を加え、全体的に火が通ったら完成です。

寄せ鍋作りのポイント

具材を入れる順番が重要!

具材は「硬いもの→やわらかいもの」が基本です。大根やにんじんなどの根菜類は最初に、次に鶏肉や豚肉、魚介系、葉野菜の順です。牛肉はしゃぶしゃぶ感覚で、最後にサッとだし汁で湯がく程度でOK。

根菜類やくずれやすい絹ごし豆腐は、あらかじめ軽く下ゆでしてくださいね。

めんつゆや白だしで手軽に

寄せ鍋だけのためにだしを取るのは面倒だという方は、市販のめんつゆや白だしを使うと手軽に作ることができますよ。

ただし、それらの製品はかつおぶしやさばぶしなどを使っているものが多いので、魚を使う場合は味の個性が重ならないように、白身魚のような淡白なものがよいでしょう。製品によって塩分が違いますので、味見をしながら調整してください。

寄せ鍋におすすめの具材

  1. たら
    できるだけ新鮮なうちに塩を振って、たらの臭みをとり除き、骨をとる下ごしらえをしておきましょう。煮崩れしないよう、食べる直前に鍋へ入れるのがポイント。淡白な味わいでほかの食材とも相性抜群です。
  2. 豚バラ肉
    食べやすい大きさに切っておき、薄切りの場合は食べる直前にしゃぶしゃぶのようにして入れます。かたまりの場合は先に入れておきましょう。やわらかくてジューシーな味わいが楽しめます。
  3. えび、ほたて
    えびの背わたをとり、尾を残して殻を剥きます。ほたてはボイルしてあるものを使うと下処理がいらず便利です。つゆを煮立たせ野菜を入れたあと、えびとほたてを加えて火が通るまで煮込みましょう。プリプリ食感がやみつきに。
  4. 油揚げ
    熱湯をかけて冷水で流し、水気を切って油抜きをしておきましょう。このひと工夫で油揚げに煮汁が染みて、よりおいしさが増します。さらに油っぽさがとれて一石二鳥。中盤あたりで鍋に油揚げを入れるのがベストです。
  5. 葛切り
    あらかじめ下ゆでして、冷水でよく洗っておいたものを使います。野菜を加えて煮立たせたあと、葛切りを加えて火が通るまで煮込むと味が染みておいしいです。コシがあるので煮崩れしにくいため、鍋料理におすすめ。

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