失敗してしまった？ガナッシュのリカバリー方法

分離してしまった

チョコレートと生クリームがうまく乳化できていないと、分離することがあります。チョコレートがきちんと溶けていなかったり、混ぜ方が足らなかったり、生クリームの量が足らなかったりすることが原因です。

チョコレートが溶けていない場合は、ボウル全体を湯せんにかけて少し温めてから混ぜ合わせます。

混ぜ方が足らない場合は、ホイッパーでしっかりと混ぜ合わせてください。ハンドミキサーやフードプロセッサーを使ってもよいでしょう。

生クリームの量が足らない場合は、温めた生クリームを少量ずつ加え、様子を見ながら混ぜ合わせます。

また水分が入ってしまっても、ガナッシュが分離する原因になります。上記の方法を試してみても変わらないようなら、ホットチョコレートにしたりブラウニーやクッキーなどの生地に混ぜたりして活用しましょう。

固まらない

生クリームの量が多かったり、製菓用チョコレートではなく板チョコを使ったり、生クリームの代わりに牛乳を使ったりすると、ガナッシュはできても固まらないことがあります。

リカバリーするには、チョコレートの量を増やします。ガナッシュを温めて、溶かしたチョコレートを少しずつ加えて混ぜ合わせ、様子を見ましょう。それでも固まらない場合は、ホットチョコレートにするほか、タルトカップに流したりチョコレートソースにしたりと、お菓子に活用してみてください。

ガナッシュで作りたい手作りスイーツレシピ3選

1. 材料3つで作れる。お手軽トリュフチョコレート

Photo by macaroni

調理時間40分

材料

ミルクチョコレート、生クリーム、ココアパウダー

栄養情報（1人あたり（2個分））

エネルギー

234kcal

たんぱく質

2.6g

脂質

17.3g

炭水化物

18.2g

糖質

16.8g

食塩相当量

0.1g

ガナッシュにココアパウダーをまぶす、トリュフのレシピです。ガナッシュはスプーンですくえばよく、チョコレートでコーティングしないので、作るのはお手軽。ガナッシュを丸めるときは手を氷水で冷やしておくと、溶けにくくなりますよ。おやつはもちろん、プレゼントにもおすすめ。

レシピはこちら｜macaroni動画

2. 濃厚なクリームが合う。チョコレートマカロン

Photo by macaroni

調理時間120分

材料

卵白、グラニュー糖、アーモンドプードル、粉砂糖、きび砂糖（喜美良）、卵白、純ココアパウダー、生クリーム、ビターチョコレート（クーベルタブレット　ノワール・プール・アメール）、フランボワーズパウダー

栄養情報（1人あたり（2個分））

エネルギー

231kcal

たんぱく質

脂質

11.8g

炭水化物

28.4g

糖質

28g

食塩相当量

0.1g

ガナッシュは、サンド用のクリームとしても大活躍。こちらはチョコレートマカロンのレシピで、ココアマカロン生地にガナッシュを挟みます。サクッと軽いマカロンに、濃厚なクリームがベストマッチ。フランボワーズのパウダーをかけると、お店のような高級感のある仕上がりになりますよ。

レシピはこちら｜macaroni動画

3. ガナッシュをかけて。チョコレートロールケーキ

Photo by macaroni

調理時間60分

材料

卵、砂糖、牛乳、バター、薄力粉、ココアパウダー、あんずジャム、生クリーム、砂糖、ココアパウダー、チョコレート、生クリーム

栄養情報（1人あたり（8等分にした場合））

エネルギー

421kcal

たんぱく質

7.2g

脂質

27g

炭水化物

40.2g

糖質

38.2g

食塩相当量

0.2g

ガナッシュをコーティングに使う、ウィーン菓子ザッハトルテのようなチョコレートロールケーキです。ココアスポンジにチョコレートクリームを巻く、チョコレートづくしのひと品。ガナッシュの濃厚な味わいが、ガツンと効いていますよ。ガナッシュやシロップに、洋酒を使うのもおすすめです。

レシピはこちら｜macaroni動画

バレンタインはガナッシュを作ってみて

ガナッシュは、基本のチョコレートクリーム。コツを押さえれば、比較的簡単に作ることができます。トリュフにしたりコーティングしたり、作れるチョコレート菓子はたくさん。チョコレートと生クリームの配合を変えると、さまざまな活用方法がありますよ。

コーティングせず、カットしてココアパウダーをまぶし、生チョコレートにするのもOK。イベントにもぴったりなので、ぜひガナッシュの作り方をマスターしましょう。