ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

プロが教える。かぼちゃの煮物をほくほくに仕上げる方法

コツ・ポイント

  1. かぼちゃに砂糖をふって水分を出す
  2. 中火にかけ、煮たったら弱火で15〜20分煮る
  3. 煮汁少なめ&落とし蓋で煮る

かぼちゃに砂糖をふって水分を出す

煮る前のかぼちゃに砂糖をまぶして1時間ほど放置すると水分が出ます。水分を出してから煮ることで、ほくほくに仕上がるうえ煮崩れしににくなりますよ。

砂糖は、調味料で加える分量でOKです。水分を出したあとに、残りの調味料と水を加えて煮てください。前日からかぼちゃに砂糖をまぶしておくと、すぐに煮始めることができます。

中火にかけ、煮たったら弱火で15〜20分煮る

中火で加熱して煮たってきたら弱火にして、15〜20分かぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。グラグラと沸騰させるとかぼちゃ同士がぶつかって煮崩れするおそれがあるため、弱火で煮るのがポイントです。煮ている間は混ぜたり裏返したりしないようにしましょう。

煮汁少なめ&落とし蓋で煮る

煮汁を少なめにして煮ると、べちゃっとせずほくほくに仕上がります。また煮汁が落とし蓋にぶつかって対流が生まれるため、少ない量でも全体に味が行き渡りますよ。

落とし蓋をすると煮崩れを防ぐだけでなく、味を込みやすくする効果もあります。落とし蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートで代用して作ってみてくださいね。

ほくほくに仕上がる!かぼちゃの煮物レシピ

Photo by 稲吉永恵

調理時間 20
*砂糖をまぶしておく時間は含みません
保存期間:冷蔵で2〜3日、冷凍で約1ヶ月

かぼちゃの煮物は、温かいままでも冷めてもおいしく、日々の献立に重宝するひと品。コツを押さえることでほくほくに仕上がりますよ。出回る時期や品種によって水分量が異なるため、砂糖をまぶしたり少ない煮汁で煮たりするなどのひと工夫が大切。ぜひ試してみてください。

材料(作りやすい分量)

Photo by 稲吉永恵

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