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蒸留酒は太らない!?
「蒸留酒は太らない」とよく言われますが、それはなぜなのでしょうか?
その理由は、蒸留酒には糖分が含まれないからです。お酒を造るときに欠かせない発酵の工程では、ブドウ糖やアルコールが生成されます。醸造酒にはそのままの成分が含まれるのに対して、蒸留酒では蒸留の工程でアルコールと香りの成分のみを抽出しているので糖分を含みません。
蒸留酒のカロリー
では、気になるお酒のカロリーを比較してみましょう。
焼酎(コップ1杯)……250kcal
泡盛(コップ1杯)……210kcal
ウイスキー(シングル1杯)……71kcal
ブランデー(シングル1杯)……71kcal
テキーラ(1ショット)……64kcal
ビール(中ジョッキ1杯)……180kcal
日本酒(とっくり1本)……200kcal
ワイン(グラス1杯)……110kcal
蒸留酒を活用する料理レシピ!
1.鶏の焼酎蒸し
鶏むね肉を焼酎などの調味料に漬けおき、フライパンで蒸し焼きにします。粗熱が取れるまでしばらくおき、大根・きゅうり・玉ねぎを刻みます。醤油に砂糖を加え、酢でのばし、レモン汁を加えてタレを作ります。刻んだ野菜を器に盛り、その上に食べやすい大きさにカットした鶏肉をのせ、白ごまをふって完成です。
焼酎に漬けおくことで、パサつきがちな鶏むね肉もしっとりします。甘酸っぱいたれでお箸が進みますね。
2.ブランデーケーキ
前日からブランデーに漬けておいた柿とバナナを黒糖・水と一緒に鍋に入れ、ジャムを作ります。バターと砂糖をクリーム状になるまですり混ぜ、卵黄とジャムを加えて混ぜましょう。ふるっておいた粉と、別のボウルに作ったメレンゲを二度に分け入れて、その都度さっくりと混ぜます。型に流し入れオーブンで焼きます。
メレンゲを潰さないように、ゆっくり切るようにしましょう。ブランデーの香りが効いたジャムが華やかに仕上げてくれます。
3.赤味噌ラフテー
豚肉は下茹でし余分な脂を落とします。再度水と泡盛と共に鍋に入れ、じっくり煮て鍋のまま豚肉を冷まし、油を取り除きましょう。豚肉の煮汁・黒糖を煮立て、食べやすい大きさにカットした豚肉を入れ、落し蓋をして弱火で煮ます。
半量の赤味噌を加えとろみがつくまで煮たら、残りの赤味噌を溶かし入れてさらに煮ます。器に盛り付け針しょうがをのせ、タレをかけます。
赤味噌のラフテーには泡盛がぴったり!コクのある甘い赤味噌ダレがとろけるように柔らかい豚肉に絡んでクセになります。
蒸留酒を知って、お酒の幅を広げよう!
蒸留酒は強いお酒のイメージがありますが、数々の種類があり、飲み方次第で初めてでも気軽に取り入れられそうです。気になった方は、ぜひ今回の基礎知識を参考にしていただき、自分好みの新しいお酒を発掘してくださいね。
そのままお酒として楽しむのはもちろんのこと、お料理に使用するのもおすすめです。お菓子作りによく使われるリキュールだけでなく、蒸留酒を使用することで、華やかな香りが楽しめます。
蒸留酒初心者の方も、ハードルの高いお酒と気負いせず、気軽に楽しんでみてくださいね!
▼お酒って、どのくらい持つの?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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