ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

ふんわりしっとり口どけよし!米粉シフォンケーキ

Photo by Raico

大人から子どもまで人気の高いシフォンケーキ。米粉で作るとふんわりしているのにしっとりした食感で、口どけのよさが魅力です。「生クリームを添えなくても、そのまま食べておいしい!」と我が家でとても好評。パサつかないので「小麦粉よりも米粉で作るほうが好き」と、家族からリクエストがあるほどです。

本レシピではバニラオイルで風味を足していますが、抹茶や純ココアパウダーを混ぜてアレンジするのもおすすめ。食べ切れないときは冷凍しておき、解凍しておやつにしていますよ。

失敗しない米粉シフォンケーキを作るコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 製菓用米粉を選ぶ
  2. ツノが立ってなめらかなメレンゲを作る
  3. メレンゲ1/3量を生地によく混ぜる
  4. 焼き縮むときはオーブンの設定温度を調整する
  5. 逆さにして型ごと冷ます

製菓用米粉を選ぶ

米粉はうるち米やもち米を粉末にしたものです。和菓子の材料として使われることが多いですが、洋菓子を作るときは細かく製粉された製菓用米粉を使いましょう。ふるわなくてもダマになりにくく、気泡がつぶれにくいのが特徴。パッケージに製菓用と書かれていなくても、用途に「ケーキに」と記載があれば使用OKです。

パン用米粉は製菓用よりも粒子が大きく、小麦グルテンが添加されていたり小麦粉とブレンドされていたりします。失敗の原因となるので、シフォンケーキには使用しないようにしてください。

ツノが立ってなめらかなメレンゲを作る

卵白にグラニュー糖を3回に分けて加え、ハンドミキサーでしっかりとしたメレンゲを立てましょう。メレンゲはツノが立ち、艶やかでなめらかな状態になればOK。泡立ったら低速で混ぜると、気泡の大きさが整います。メレンゲは泡立てすぎてしまうと、生地と混ざりにくくなるので注意してください。

メレンゲ1/3量を生地によく混ぜる

メレンゲの泡をなるべくつぶさないように、卵黄生地と混ぜることが大切です。先にメレンゲを1/3量を加えて泡立て器でよく混ぜ合わせておけば、あとから加えるメレンゲと卵黄生地が混ざりやすくなります。ボウルを回転させながら、ゴムベラを使って外側から内側へすくうように混ぜ合わせると、泡がつぶれにくいでしょう。

焼き縮むときはオーブンの設定温度を調整する

シフォンケーキは焼き時間が足らないと、焼き縮む原因に。表面は焼けていても中が焼けていないため、水分の重みで生地が沈んでしまいます。オーブンによってクセがあり、火力が強いときに起こりがちです。焼き縮みが続く場合は、オーブンの設定温度を少し低く設定してみてください。

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